7/14の時事通信によると7/07~7/10の世論調査で、内閣支持率が20%台まで下落!
また安倍総理に対する、国民の不信感がはっきり現れています。 ![]() また政党支持率も自民党の下落と、支持政党なしの増加が目立ちます。 この状況における民進党の下落は、自民党に代わる受け皿にはなっていないことが明確に現れています。 ![]() ■時事通信こちら→→http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071400769&g=pol 少し前まで50%を超える内閣支持率を見せられ続けてきたけど、世論調査とは言え、国民の意志で短期間にここまで変えられる事実に接することが出来たのは、大きなことだと思います。 ただ我々が数字を見て一喜一憂しているだけでは、実際に何も変わらないと思います。 当たり前のことですが、次の衆議院選挙はとても大切! 次の衆議院選挙は、仮に任期満了による解散の場合でも来年12月(2018/12)。 その前に総理が解散権を活かし、自民党に都合の良い時期を選んで解散総選挙となるはずで、次の選挙まであまり時間がありません。 安倍政権を支持できない国民にとっては、次の選挙で自民党政権に変わる政権を選択することになるわけですが、現状では選択すべき政党が見当たらない!・・・次にこの難問が待ち構えています。 しかし今日のところは厄介な問題は改めて考えるとして、国民の意志が集まれば変化が起きる! そのことを再認識しておきたいと思います。 スポンサーサイト
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沖縄の辺野古への基地移設の民意は、前回の朝日新聞の調査でも「反対」であることは明らかです。
しかし政府は2017/4/25護岸工事に着手しました。 しかしその時の工事内容は、石の入った網袋5袋を浜辺におく程度でした。 その後連休等で工事は止まっていたようですが、5/9時点の状況を見ると、大量の石を直接投下し始めています。 ![]() ■5/9琉球新報・・・辺野古「今日が本当の着工」 砕石投下で粉じん、白く濁る海 →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-492159.html 同じ5/9琉球新報に、沖縄県民世論調査結果が掲載されていました。 ■全文こちら→→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-492150.html やはり普天間飛行場は辺野古移設ではなく、県外・国外移設や即時撤去が沖縄県民多数の民意になっています。(沖縄県知事も移設先となっている名護市長も、移設反対を掲げ選挙で当選しています。) しかし政府は、辺野古移設に向けた工事を強行! 私達の目に辺野古はいま、国が民意を無視し政策を強行する、まさにその現場の風景に見えてきます。 ![]() 違和感一昨年大きな反対の声が上がった「安全保障法制」が強行採決され、昨年3月施行されました。そしてつい先日、集団的自衛権に基づき 米軍の艦船を海上自衛隊が守る「米韓防護」に関するテレビニュースが流れました。 ■FNNニュース・・・初の「米艦防護」任務の背景は(05/02) →→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00356960.html 朝日新聞は社説で「米艦防護」に関する疑問を投げかけています(05/11) ■朝日新聞社説・・・(社説)米艦防護 説明責任はどうした →→http://www.asahi.com/articles/DA3S12931046.html 北朝鮮の脅威を全面に出し、それに対抗するためには必要という説明で、通り過ぎてしまう現状が恐ろしくなります。 2年足らず前、あれだけ大きな反対の声が出ても、強行採決され施行されてしまえば、このような状況になってしまう今の日本で良いだろうか?疑問に思っています。 今後世界のどこでも米艦防護ということで海上自衛隊が出向き、アメリカの戦争に協力する事態が想定されます。 今まで日本が大切に守ってきたものでさえ、政権の数の力で変えることが出来てしまう今の日本。 沖縄の現状がしっかり議論されることなくこのまま続けれられるなら、それは民意など政権の数の力の前では、何の役にも立たないということになると思います。そして今度は「共謀罪」! これらの状況は北朝鮮の脅威などより、格段に恐ろしいことだと感じています。 いま沖縄で見たい風景・・・安倍首相や防衛大臣がキャンプ・シュワブゲート前に来て、座り込みを続ける人達に対し、誠心誠意、基地移設の必要性を訴え、話し合う風景!それに対して反対する人達も、なぜ反対するのかしっかり訴え、話し合う風景! またそれらをTVを通し全国の国民が見ている風景! これは権力を持つ側が、すぐにでも実行できることだと思います。 いま目の前にあるのは・・・反対する人が座り込み反対の声を上げ、それを機動隊員が淡々と排除する風景!話し合いは一切なく、衝突だけが繰り返されている風景。高江でも辺野古でも! 多くの本土の人達は??? 以上は、富士市に住む少数の市民ですが、先日、沖縄について話した主な内容です。 |
沖縄県の有権者を対象にした世論調査結果が、沖縄タイムス・朝日新聞に掲載されています。
朝日新聞の内容は下記。 ■朝日新聞→→http://digital.asahi.com/articles/DA3S12908328.html 参考までにグラフ化してみました。 この調査結果からは、普天間飛行場を辺野古に移設することを、沖縄の民意は認めていないことがわかります。 本土の人達は少しでも沖縄の状況を理解し、この民意が表すものが何であるか?考えてほしいですが、なかなか簡単なことではなさそうです。 ただ前回、今の辺野古の状況をまとめてみましたが、それはこのような沖縄の民意の中で、強行されようとしている事実を多くの本土の人に知ってほしいと思います。 少なくともそれは、民主主義国家のすべきことだとは思えません! あなたは、翁長雄志知事を支持しますか。支持しませんか。![]() あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。![]() あなたは、アメリカ軍の普天間飛行場を、名護市辺野古に移設することに賛成ですか。反対ですか。![]() 普天間飛行場を名護市辺野古に移設するため、安倍政権は今、辺野古沿岸部での埋め立て工事を本格的に始めようとしています。あなたは、安倍政権のこの姿勢は、妥当だと思いますか。妥当ではないと思いますか。![]() アメリカ軍基地が集中する沖縄の負担軽減について、あなたは、安倍内閣が、沖縄の意見をどの程度聞いていると思いますか。![]() |
昨年の今頃、静岡から沖縄に移り住み、沖縄で活動している方と話す機会があり、沖縄の歴史や現状をいろいろ教えていただきました。それ以来、沖縄で起こっていることに目を向けることが多くなりました。
その中で辺野古の状況はとても気になっています。 しかし富士市で周りの人に聞いてみると、殆どの人が辺野古の場所すら知らないのが現状です。 そして普天間から辺野古に基地が移設されることで、実際にどのようなことが起こるのかについては、もちろん知りませんでした。TV・新聞で盛んに報道されている、北朝鮮の脅威やテロの脅威については知っています。 私自身沖縄で暮らしたことがなく、米軍基地があることの問題点については、実感として理解することが出来ません。 しかし今起こっていることについて、何か変だと感じ、沖縄で反対活動をしている方の話を聞けば、その心情は本当に辛いものだと感じることは出来ます。 沖縄では長年に渡り、発電所建設反対などの市民活動の、ずっと先にある事態が起こっていると思います。 それは明らかに県民の多くが反対しているにも関わらず、国が強硬に推し進めている状況です。 これは例えば・・・ 清水のLNG火力発電所建設に、静岡県民の多くが反対しているのに、国が強引に建設をすすめることと同じだと思います。 今回、ほとんど辺野古基地問題を知らない方のために、私達が知っている簡単な情報ですがまとめてみました。 「いま沖縄でこんなことが起こっているよ」という簡単な状況説明です。(クリックで拡大) ■PDF版はこちら→→http://fujinokodomo.web.fc2.com/pdf/20170427henoko.pdf これらに関連した2017/04/26・27の、新聞報道! ■辺野古護岸着工(解説) 作業進行は不透明 「新基地建設」の出発点は? →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-485421.html ■辺野古「絶対阻止を」 名護・汀間、三原区が県に承認撤回要請 →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-485922.html ■「着工」は砕石5袋、作業15分 辺野古に市民の怒号 海保100人で警戒 →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-485301.html ■辺野古「工事止められる」 護岸着工翌日、市民ら抗議 →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-485907.html ■防止膜、海底届かず ヘリ反対協が写真公開 辺野古 →→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-486075.html 現地の方のブログは、毎日の状況を写真入りで詳しくて伝えてくれています。 私は次のブログを主に見ています。 ■海鳴りの島から→→http://blog.goo.ne.jp/awamori777 ■チョイさんの沖縄日記→→http://blog.goo.ne.jp/chuy 以上はあくまでも2017/04/27時点の状況です。 状況は刻々変化するので、目が離せません。 |
前回は経済成長出来ない国に目を向けましたが、今回は少子高齢化・人口減少について。
下図は最近良く見かける図だと思いますが、高齢者を現役世代何人で支えるかを表したものです。 社会福祉制度は、1965年は余裕でしたが、現在では相当厳しい状況、2050年は絶望的! 今の高齢者は、生きていないから関係ないよ!今の若者は、考えても仕方ないよ! そうかもしれないけど、なんだか変だよね! 今回のデータ・資料はすべて「超高齢社会・人口減少社会における社会保障(厚生労働委員会調査室)」より。 ![]() 高齢世代人口の比率1950年から2060年までの5年毎の、人口及び人口構成の変化です。(クリックで拡大)2025年には団塊の世代を構成する約700万人が、後期高齢者(75歳以上)に到達することで発生する「2025年問題」が不安視されています。下表から2025年は1.9人。「肩車型」に限りなく近づいてきます。 2015年までは実績値で、それ以降は推計値。 推計値は出産率などを含め不確定要素が多く、実際どのような構成になっているか?誰にもわからない。 ![]() 日本が世界で最初に・最速で未知の世界へ!2050年には、日本が世界で最初に、最速で、少子高齢社会・人口減少社会に到達するのは事実のようです。下図から、日本が突出した超高齢化社会になることがわかります。 同じ2050年、アメリカでは若者中心の構成になっている。ヨーロッパはアメリカほどではないが、生産者の年代がピークになっている。前回の「経済成長出来ない日本」の一因が、人口構成にあることは間違いないですね。 ![]() なぜ日本が? この傾向は以前よりわかっていたわけで、その対策はどのようになっていたか? 今も昔も政府は場当たり的な対応をしてきたと思いますが、歴史を振り返れば権力を持ったものが、自分たちの都合の良い政策を実行するのは当然の成り行き! また今、沖縄で起こっていることを見れば明らかなように・・・ 政府がアメリカの利権に左右され、自立できない状況を目の当たりにしています。 このような状況が国民にとって、さらに訳の分からない日本にしていると思います。 それらに目を向けず、何も考えず、判断せず、意思表示しなければ、時の権力者達の意向に盲目的に従うようになる。 それでそこそこ生活できれば、そのほうが楽という選択は理解できないこともない? しかし現状を見ると最低の暮らしも厳しい状況があり、高齢化が進む中、次のようなことが当たり前に発生することは、避けようがありません。 ■時事通信 12/7(水)の記事概要です。2カ月連続で最多更新=9月の生活保護受給世帯―厚労省 2カ月連続で最多更新=9月の生活保護受給世帯厚生労働省は7日、9月に生活保護を受給した世帯が前月より266増え、163万6902世帯となったと発表した。 前月に続き過去最多を更新し、5カ月連続の増加。景気回復で雇用状況は改善しているが、高齢単身世帯の受給が増えていることが影響した。 受給世帯(一時的な保護停止中を除く)の内訳は、高齢者が83万5402世帯と全体の51.3%を占めた。このうち単身は約9割の75万7191世帯だった。 ・・・・・ 簡単な記事ですが、高齢化が進む中、必然的に起こる状況です。 高齢者夫婦の一方が亡くなることは確実に起こります。 その時、貯蓄が十分あったり、一人でも暮らせる収入が確保できれば、資金面ではなんとかなると思います。 しかし例えば、二人でやっと暮らしていた世帯であれば、とたんに貧困状態になる可能性が高くなります。 もちろん資金面だけでなく、老老介護に多くの問題点があることは指摘するまでもないと思います。 またその親を資金的にも、時間的にも支えられる身内がいれば良いですが、実際それも厳しい家庭が多いはず。さらに親の介護が必要になった時、仕事への影響は避けられず、仕事をやめなければならない状況が身近でも発生しています。 これらの状況が今はもちろん、これからは高い確率で訪れる日本が目の前に迫っています。 1.経済成長が期待できない日本 ※必要な資金が確保できない状態 2.少子高齢化・人口減少が世界で最初に・最速で訪れる日本 ※必要な資金需要が増大する状態 この2つが同時に起こる日本が、なんとかなると考えるのは、あまりにも軽すぎないだろうか? しかしこれからの日本の行く末を決めるのは・・・ 今でも十分恵まれ、これからの生活も不安のない、長い間に構築された利権構造の中にいる人達。 その人達が考える方策は、3.11の対応を見るととてもわかりやすい。 あれだけの事故を起こした会社でも潰れることなく利益を上げ、社員も高給が保証される。 またその事故処理費用を国民の電気代からも徴収してもらえる、なんとも会社にとっては優しい国です。 会社だけでなく、それを支持してきた政府も官僚もメーカー・・・、いわゆる原子力ムラの人達は、責任を取ることもなく、今でも安心して利権がたっぷり詰まった原発再稼働を推進しようとしています。 以下の京都新聞社説に、わかりやすく問題点が整理されています。 12/14京都新聞社説(http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20161214_4.html) 今の日本の置かれている状況をしっかり認識していなければ、毎日流れるメディア報道に一喜一憂し、本質がまったく見えなくなると思います。 私達は、日本の経済成長に対する大きな不安や、少子高齢化が世界で最初に訪れる日本の現状を、しっかり認識しておく必要があると考えています。 今回の四方山話の結論!真面目な「物言わぬ国民」は、黙って黙々と政府の方針についていく!「問題に目を向けず、無関心になること」が、日本では賢い選択なのか? やはりなんか変だよね! 解決策は国民が「無関心」から抜け出すことしか無いと思うけど、それが出来ないような社会構造がしっかり構築されている! 5年前までまったく縁がなかった市民活動。それに接する機会があったことで、わかってきたことです。 その壁はとても高く・厚いもので、市民の願いなどまったく届かないのではないかと感じます。 しかしよく見るとその壁は、市民自らが高く・厚いものにしている部分もあるようです。(市民活動の問題点を含め) その部分を反省し・修正し・より良いものにしていくことは、不可能ではないかも! そんな光の部分も、四方山話の共通認識になってきています! ではどうすればよいか? 今年一年それをテーマに、ほとんど在庫切れ状態の知恵を絞りながら考えてきました。 そしてそのことについて他の人と会い、じっくり話をすることを心がけてきました。 その中から少しづつ見えてきたこともありますので、今後、伝えていきたいと考えています。 |