富士市の放射線量の測定が終了し、市のホームページに掲載されました。こちら→
小・中学校以外にも公園・施設なども含め、広範囲の測定結果が記載されています。 今までは大丈夫だろうと思ってもやはり不安がありましたが、これで無用な不安感は大幅に減少すると思います。 放射能汚染に関してはまだまだ安心できる状況ではありませんが、今回の放射線量の測定は素直に市役所の皆様に感謝したいと思います。 おそらく短期間で各部署分担し測定を実施されたと思います。 とかく役所は縦割りで横のつながりが弱い中、今回の連携は非常にうれしいことだと思います。 いろいろな事案に関しても是非このように連携し、早く・実用的な対応を期待していきたいと思います。 国や県の対応が納得できない中、市民の声を届ける窓口として、市役所の皆さんには頑張っていただきたいと思います。 同じ地域住民なので「話せばわかる」そんな関係目指して行きたい!甘いと言われるかもしれませんが、目指す価値は大きいと思います。 今回MAPに線量を書いたものを作ってみました。 データだけよりわかりやすいと思いましたが、地上高1mのデータを記載しましたので、0.05~0.09μSv/hと変動が少なく余り意味がありませんでした。参考程度にご覧ください。 ※拡大図は→ ※PDFは→ ※こちらのデータは、2011/06に、富士市で初めて公表された線量データの速報版です。 最新データはこちら→→ なお現在はシンチレーション式の測定器を使用しています。6月時点はGM管方式のため、若干高めの数値になっていました。 ![]() スポンサーサイト
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富士市の小・中学校の放射線量測定が終了しました。(一回目)
測定場所はグランドとプールということです。 ただし保育園・幼稚園に関しては部署が異なるため、現在担当部署で測定していますということでした。 それらのデータを含め、来週の前半に富士市のホームページで公表する予定ということです。 小・中学校のデータは既に表にまとめられ直ぐにでも公表できる状態でしたが、以上の理由で来週になります。 残念ならが公表前という事で表は入手できませんでしたが,見せていただけたので報告いたします。 このデータからは大きな心配は不要だと思われます。 ・最大値が1.1μSvで、ほとんどの地点で0.06~0.08μSv程度でした。また富士市の想定している年間被曝量を確認しました。次の通りです。 ・年間被曝量は1mSv以下なおデータに関しては「富士市-3」でお知らせしたとおり、簡易線量計によるものですのでご了承ください。 簡易な線量計ですが消防署の線量計と対比させながら確認しているので、大きな狂いはないと思います。 ただ発表される空間線量は通常、γ線のみのデータを発表するようです。 今回の市役所訪問について! 6/8に初めて訪問し線量測定をお願いしてから、約2週間程度で測定結果を知ることが出来ました。 初めは「何の話?」という感じでしたが、予想以上に早かったと思います。 世間の流れが学校の線量測定に向き出していた点が一番だと思いますが、市役所内の各部署の連携がスムーズに出来た点が大きかったように感じました。 今回は途中から教育課と消防署を中心に訪問ましたが、それらの部署が主導権をとる形で動いてくれたのではないかと思います。 前例がないことだから独自に判断しやすかったのかもしれませんが。 今後、給食の安全性や汚泥問題その他まだまだ課題はあると思います。 今回は初めてで何もわからず基本的に一人で動いてみましたが、これからは皆さんと協力しながら動くことが必要だと感じています。 特に小さいお子さんを抱えている親御さんは、どんどん意見をぶつけていくべきだと思います。 放射線に関しては問題が出るとしても、今ではなく10年以上過ぎてからです。 だから状況がはっきりするまでは、心配し過ぎるくらい心配するべきだと思います。 後では取り返しがつきません。 役所の人も同じ富士市民ですので、抱えている問題は同じだと思います。 今後も何か必要なことが出てきたら、気軽に役所に相談に行く事を実行していきたいと思っています。 いま国や県には失望することが多いですが、今回富士市を少し見直すことが出来たようです。 ・汚泥の放射能汚染に関してこの件に関しても話がでましたのでお伝えします。 市としては汚泥の汚染状態を確認するため検査を申し込んでいるが、検査機関が混んでいていつできるかわからない状況だということです。 前回「食の安全が!」でお伝えしたことが現実に起こっているようです。 この点は気になる情報です。 汚泥は少し我慢するとしても、飲食物の検査が正常に実施されていないとしたら大きな問題です。 今後も注意してみていきたいと思います。 |
本日、教育総務課を訪問し富士市内のモニタリングの件確認しました。
前回は近日中に線量計が届く予定と言うことでしたが、言葉通り先週末に届いていました。 早速市内の学校のグランドの測定を開始したと言うことで、現時点では全て終わっていませんが「特別高い値は出ていない」ということです。 ただ次の点を了解してくださいということです。 1.富士市はまず早めに測定を開始することを優先させ、線量計は入手しやすいローコストのものです。 一般的に個人が購入して使用しているもの。 測定可能な放射線は、α・β・γ線。 (型式について本日は書類が手元になく確認できないということで次回確認予定) 3.測定は市内の全校を調査します。 2.測定箇所は学校のグラウンドで、地上高5cm・50cm・100cmの3ヶ所です。 3.一回目はまず大雑把なデータ収集が目的です。(異常値のある・なし/慣れることも含め) 4.以上の状態なのでまったく正式なデータとして公表できる段階ではありませんのでご理解ください。 でも雑談の中で次のデータを話してくれました。 現在までに測定し終わっている地点は全て、0.1μSv以下で異常に高い地点はありません。 更にこれにはチョット落ちがついていて「実はこの線量計は0.1μSv以上しか測定できないのです。だから本当はもっと低いと思います」と苦笑いしながら話してくれました。 近日中に全校の調査終わると思いますので、また確認してきます。 でも私は市の判断として「早めの測定を」優先させたことは間違いではないと感じています。 若干信頼性が低い,頼りないデータでも、何もわからないより何倍も良いことだと思います。 また防災危機管理課でも購入予定ですが、まだ入手できていないようです。 こちらが入手できれば、学校以外も測定も開始されると思います。 ただこれは第一歩だと思います。 ①当然精度を高めたモニタリングの態勢の確立 ②土壌の汚染状態の確認 ③汚泥処理問題 ④汚染廃棄物の焼却問題 ⑤飲食物の安全性の問題 ⑥etc 県でなければ出来ないことも出てくると思いますが、今回のちょっとした富士市の前進が拡がることを期待しましょう。 お願い! 0.1μSvのデータは上記の通り、正式に公表されたデータではないことをご理解の上ご覧ください。 そのためこのデータに関しては富士市には何の責任もないこともご理解ください。 ただ直接教育課に行き話しを聞かれることは推奨いたします。 多くの方たちが興味を示していただくことは、担当者の方も励みになると思います。 また教育課の方達は市民感覚で、丁寧に話をしてくれます。 小さな子供さんのいるお母さん達がもし不安なことがあれば、遠慮なくたずねて欲しいと思います。 また当方にも遠慮なくおたずねください。 |
前回の市役所訪問では、まったく進展がなく終わってしまいました。
その後も進展ありませんでしたが、消防署に線量計があると聞き消防署を訪問しています。 その際、福島の事故当時救助活動をした隊長さんと話ができ、測定器は国からの借り物で勝手に使用出来ないこと、精度もあまり良くないと言う話でしたが、役所の依頼があれば協力はできると言う話も聞けました。 ただとても親切に対応していただき、救助活動の話の方が長くなってしまいました。 そんな経緯で今日、再度市役所を訪問し、 「使用していない測定器があり、それを利用すれば経費もかからす直ぐ実行できるはず。消防署の方に依頼を出して欲しい」と言う話をしました。 1.環境保全課 モニタリングポストを2F付近に設置予定と言う前回と同じ回答。 但し「学校ではお母さん達の不安の声がでているが」と話したところ、それでは教育課に聞いてくださいと言うことでした。 教育課は前回親切に説明をしてくれた部署なので、環境保全課はあきらめ教育課へ 2.学校教育課・教育総務課 前回話をした担当の方に趣旨を話した所、教育総務課を紹介され話を取り次いでくれました。 そこの課長さんが「実は先日その話し合いを、消防を含めてしたところです、もう直ぐ新しい線量計が届きますと」とのこと。 「全ての人にデータを公開できるかどうかはわかりませんが、早めに測定を始める準備をしています」と言うことでした。説明する課長さんの表情にも笑顔が見られました。 確定ではありませんが、そう遠くない時期に実施されると思います。 全面的なデータ公表はわかりませんが、最低でも生徒の親が学校に尋ねれば答えが出てくることは期待できると思います。 3.消防署本部 以上の経緯を先日話を聞いた消防本部の隊長さんに報告。 よろしくお願いしますと協力を要請しました。 消防の方でも「測定器の点検を必ず月2回するので、その時に近くの公園の砂場で実施するなどのことを考えています。その結果を直ぐにオープンにすることは出来ないと思いますが教育課の方には伝えます。」 その後、また福島の救助活動の話が長くなってしまいました。 もし公表できないのでは万一高い値がでたら?と言う質問には「絶対に放射性物質を除去します。隠すことはしません。」と言う話もされていたのでここは信じたいと思います。 以上、確定ではないですが少し前向きな話が出てきましたので報告いたします。 ※補足説明 今回、やはりお母さん達が心配の声を上げることがとても重要だと感じました。 それにより役所にいる前向きな担当者が動きやすくなりますので。 いずれにしろこの件継続して調べてまいります。 |
静岡県のモニタリングポストは4箇所しかなく(浜岡原発周辺は除いて)、富士市の放射線量が皆目わからないので市役所で確認しました。
結果としてお役に立てませんでした。 質問項目は次の通りです。 1.市内の放射線測定地点は?・・・なし ※但し、市役所に1カ所設置予定だそうです。時期未定ですが。 2.土壌の放射線測定地点は?・・・なし 3.汚泥・焼却灰の放射線の測定?・・・していない ※但し、富士市の下水は東京などと異なり、雨水が浸入しない方式なので大丈夫だと思います。 また水道水が地下水で毎週検査しているが放射性物質は検出されていないので、安心してくださいとのことでした。(6月から隔週検査にするそうです) 4.他県の汚染廃棄物処理の受入?・・・現在は受け入れていない模様 5.放射性ヨウ素の対策としてヨウ素剤の準備は?・・・ある ※市立中央病院に。但し数量不明で十分ではない感じ。 6.給食に汚染地区の食材を使用しているか?・・・不明 ※学校単位の発注。但し、原則は地産地消で不足したときは県内で調達、それでも足りない時は県外になると思うが学校の判断なので不明。 但し、全ての学校で使用食材の産地データはあるはずですと言うことでした。 7.給食の牛乳は?・・・100%県内産 ※自信があるようでした。但し、生産者は放射汚染のチェックはしていないそうです。 8.貸出用ポケット線量系は?・・・なし。予定もなし。 ※話をお聞きした部署: 環境保全課/防災危機管理課/学校教育課 皆さん親切に答えてくれましたが、結局放射線量は不明でした。 今回は成果が得られずすみませんでした。 なお質問書は参考までにこちらへ→ |
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