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災害廃棄物の広域処理は復興支援なんだろうか?
環境省が実施しようとしている「災害廃棄物の広域処理」、全国でその賛否が問題となっています。
本当に復興支援なんだろうか?

大手マスメディアが取り上げない、被災地復興に努力している議員・市町村長・ジャーナリストの見解をご覧ください!いま国民がなぜ復興が進まないのか?について、
マスメディアや行政の広報などを妄信することなく、本当の原因について目を向けなければ、また復興支援と言う名目の莫大な利権構造を生み出してしまいます!!

「がれき広域処理に疑義 」二木啓孝さん3/14文化放送くにまるジャパン
二木啓孝氏
防潮堤に使いたいんだと。18キロ使いたいと。(3/22UP)
ところが、「南相馬の災害瓦礫では足りないので、三陸のところから持ってきたいんだ」と。
という事をやりたいという事で、県と国に言ったんだけれども、「うちの所管じゃない」というふうに言われて、「環境省、国土交通省、厚生労働省、総務省、どこに行ってもこの事は受け入れてくれない」と。「今必要なのは、地元で使えるんだから、なんでそういうふうにしないのか?」っていうのが、実は地元の声なんですよ。こちら→→

すげのや松本市長
すげのや松本市長
すげのや松本市長のインタビュー記事です。
直接「災害廃棄物の広域処理」とは関係ありませんが、ぜひご覧いただきたいと思います。
・福島の原発事故から1年。この間の政府の対応を振り返って…。
・まだまだ伏せられている情報がたくさんある…。
・国に現場の声を拾う姿勢があまりにも乏しい…。
・一方で、川内村では帰村宣言が出されたが・・・・・その他。こちら→→

池田こみち氏(環境総合研究所副所長)
池田こみち
政府が税金を使って、新聞・テレビで広域処理の広報を始めています。「みんなの力でがれき処理?」(3/16UP)
・23年度:9億円(博報堂に発注)
・24年度:30億円(予定)
こんな事に税金を使い・・・世論誘導?
こちら→→

笑止千万!「みんなの力で瓦礫処理」/田中康夫
田中康夫/日本開国
“笑止千万”です。何故って、環境省発表の阪神・淡路大震災の瓦礫は2000万トン。東日本大震災は2300万トン。即ち岩手・宮城・福島3県に及ぶ後者は、被災面積当たりの瓦礫(がれき)分量は相対的に少ないのです。(3/13UP)
こちら→→
震災ガレキと産廃利権/音声メッセージ
震災ガレキ 音声放送
音声のみのメッセージです。
気軽な感じで現状の災害廃棄物についての考えを語っています。
何かしながら、気軽に聞いてみてください。(3/13UP)
こちら→→
大田区:奈須りえ区議会議員/定例会の質問
大田区議奈須りえ
とてもわかりやすく「災害廃棄物広域処理の課題」がまとめられています。
ぜひ全文ご覧ください。

・・・しかし、よく読めば、災害廃棄物の総量は約2,300万トンで、そのうち広域処理分は約400万トンと言っていますから、広域処理の割合がおよそ十数%で、仮に広域処理分がすべて処理されたとしても9割近いがれきの山は残り、被災地の災害廃棄物の処理が進まない理由が広域処理受入れ以外のところにあることがわかります。

しかも、この記事では、災害廃棄物総量に、国が原則県内処理としてきた福島県分まで含めているのが気になります。福島県の災害廃棄物も広域処理の対象になったのでしょうか。
こうした報道のしかたにより、災害廃棄物広域処理が進まない理由が、受け入れに反対する住民だけのせいにされることはないでしょうか。

岩手県に聞いたところ、現地で災害廃棄物の処理が進まないのは、復興計画がたたないからとこたえています。

まさか、復興の進まない理由を国民に転嫁するために情報提供しているはずはないと思いますが、こうした報道がなされることで、被災地の災害廃棄物の処理が進まない本当の理由ががれき受け入れ反対運動にすり替えられてしまうことを心配します。・・・
全文こちら→→


仙台市若林区などの被災地を選挙区にもつ衆議院議員の斎藤恭紀氏の意見
仙台斉藤議員
「補償スキームの存在しない宅地災害は、政治でしか予算を決断できない話。自分は国会で質問もしたし、奥山恵美子仙台市長と一緒に、『従来の土砂災害での補償スキームの要件を緩和してほしい』と何度も何度もお願いしに回った。国務大臣も、民主党幹部も、『これはなんとかせねば』ってみんな認識してるんだよね。それでも、すぐに動かさなかった。頭に来ることばかり。結局、総理が予備費を使ってやるぞと、言わない限り何も動かない」

DAIAMONDonline/なぜ被災者は今も新たな人生設計ができないかこちら→→

「伊達勝身・岩泉町長」現地からの意見
岩手県最前線の声

現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。

もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。
朝日新聞(MyTown岩手)こちら→→


危機管理ジャーナリスト/新井氏の考察
新井氏の考察
「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理をめぐり、受け入れを決定、表明した自治体で、がれき等に付着した放射性物質の拡散を懸念する住民らによる反対運動が起きている。被災地の復興には、がれきなどの廃棄物処理が欠かせないいもかかわらず、なぜ社会問題にまで発展したのか。政府が推進する広域処理の問題点や住民の反対運動、広域処理に代わる政策の必要性について考察する」
詳しくはこちらのPDFファイル→→


宮城県気仙沼市出身の国会議員「小野寺五典氏」が語った現地の状況
今回、BS11で2/18に放送された「田中康夫のにっぽんサイコー!」。
そこで宮城県気仙沼市出身の国会議員「小野寺五典氏」が語った現地の状況は、私にはとても納得できる話でした。
また後半の「機能しなかった津波警報」も、とても重要な話だと思います。
まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください!

この動画についてはこちら↓をクリック!
ニッポンサイコー00

以下にポイントをピックアップしてみました。

■まず昨年7月と今年1月の現地の状況です。ご覧の通りほとんど変わっていません。
小野寺議員:この風景はおそらくこれからも、あまり変わらないと思います。処理の方法が決まっていないので、ただ山のように積んでいるだけ。
ここは気仙沼中央公民館付近で、町の中心部です。

ニッポンサイコー02
ニッポンサイコー03


これはどうしてでしょうか?



ニッポンサイコー04
■田中氏:これは1~3次補正等、がれきの片付け最優先と言っているので,
地元の自治体にもこれは来ているのでは?

■小野寺議員:私が不思議なのは、たくさんお金が何兆円と出ているという話があるんですが、集めて・仕分けして・山に積んでいるだけしか仕事が進んでいなくて、本来これを焼却するとか、埋めるとか、そういうことがどんどん進んでいいはずなんですが、何も動いていないんですよ。

ニッポンサイコー05
■小野寺議員:これは元々町があったんですが、津波で全部流されて・・・。
ここには新しい建物がひとつもないじゃないですか。
何兆円もお金が出ていると言われていても、高台移転の家一軒すら建っていないんです。
お金がどこに消えているのか、もしバブルと言う事であれば・・・誰かが別の用途で使ってむしろ被災地には何も来ていないんではないか?そんな不信感さえあります。

ニッポンサイコー06
■小野寺議員:さっきのがれきの問題については、がれきを燃やしてしまうと今迄の放射能汚染の体積がギュッと小さくなると、濃度が濃くなるんですよね。その最終的な灰をどこに埋めるのか国が決めていないので、そうすると燃やしてもいいがもしレベルを超えたものが出たら、その灰の処分がなければ燃やせない。
結局、国の最終的な政治判断がすべてない。
使えない土地はいくらで自治体が買い上げるか、この買い上げの数値も一切出ていないので、売ろうにもいくらで売るかわからない。まったく国が基準を出していない。

ニッポンサイコー07
■小野寺議員:いくらで買ってくれるかわからないと、元々お金がないですから、再建しようがない。ですからお金は出す出すと言っていて、金額だけは何兆・何兆と言うお金が見えるんですが、ただ実際具体的に進めようと思うと何も決まっていない、これがですね今回決定的に復興を遅くしている一番の理由だと思います。

ニッポンサイコー07-3
■小野寺議員:やっぱり霞ヶ関に本省が出来てしまいました。(復興庁について)そうするとですね単なる陳情書を持っていく先が、また1つ増えただけじゃないかと、何のためにお金と人を使ってですねこんな、しかも11ヶ月かけて役所をわざわざまた1つつくって、このままいくと役所だけがどんどん焼け太りして。また復興予算が知らないうちに役人が、ズブズブ使ったんではたまらないと思います。
■田中議員:宮城県にでも復興庁を置いて、そこに全員大臣でも常駐するくらいでないといかんと。

ニッポンサイコー08
■田中議員:仙台は今やもう復旧復興なのでホテルも取れないとか言われますけど・・・。
■小野寺議員:被災地に人がいっぱいいて困る、あるいはこういうところにトラックがいっぱい来てですね、仕事が一杯で困っているというんならわかる。
なぜ行政機能・街の機能がまったく全部機能している仙台にみんな集中している、言ってみれば被災地に来ないで、被災地の一歩手前の一番便利のいいところにみんなが集まって、そこで被災地が「やいのやいの」と話をしているんではないかと。

ニッポンサイコー09
■田中議員:仙台で今起きていることも、もしかするとこのあたりを1日バスで見たけれど(各地の議員が視察名目で)、宿泊設備は仙台なので夜お金が(仙台に)落ちている。
■小野寺議員:(仙台は復興でにぎわっているように見えるが)決してバブルでものすごく工事が進んでいて、被災地が復興に前に向かっているということは、程遠いということはぜひ知っていただきたいと思います。

ニッポンサイコー11
■田中議員:(福島の30Km圏について)ここは放射能に占領された領土なんだと、大変申し訳ないと、そこの方にはお仕事も家屋も・・・国が補償して他のところでっていう、そしてそこは逆にもうそういう処理施設にするんだということぐらい政治家が身命を賭してやんなきゃと思うんですけど。

ニッポンサイコー12
■小野寺議員今回全ての対応を見ると、決めていいかっこうするとこは政治が出て行くんですが、最終的な一番辛いところ例えば中間処理施設をどうするとか、最終的にここをいくらで買い上げるとか、何かそういう難しい問題そういうことは全部自治体に丸投げをしてしまうと、そういう傾向がずっと続いていて、本来は大変なところこそ国が責任を持ってやって、それ以外のところは自由にやらせると言うのが(当然なのに)逆だと思います。

ニッポンサイコー13
■田中議員:ここのがれきもここの場所できちんと高台の盛り土にしたり、地元の業者がやる事が地元の復興ですよね。
■小野寺議員:そうです。一番最初に環境省がそれを認めてくれれば、こんなに遅れていないんですけど。
邪魔はするけど、口出しはするけど、最終的な責任は取らない。

最後の小野寺議員の、次の言葉が「災害廃棄物の広域処理」の結論だと思います。

「結果としても予算はついて事業は動いているんですが、いまだに他に持っていくとか言う議論になっています。
私はやるんなら、ここできっちりやればできます」


「陸前高田市長」が語る、これまで報道されてこなかった被災地の現実について
陸前高田市長
戸羽太/陸前高田市長への浮島さとし氏/フリーライターのインタビューの一部です。
事故後半年あまり経過した時期のインタビューですが、上記、小野寺議員の話とあわせて考えると、いまだにこの状況が改善されていない実態が見えてきます。



・・・被災地を取材していますと、どこへ行っても「法律や条例の壁があって何もできない」といういら立ちの声を耳にします。戸羽市長もそれをずっとお感じになってきたのではないでしょうか。

【戸羽市長】:その繰り返しに尽きますね。たとえば、がれきの処理というのは復興へ向けた最重要課題のひとつなわけですが、現行の処理場のキャパシティー(受け入れ能力)を考えれば、すべてのがれきが片付くまでに3年はかかると言われています。そこで、陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、そのことを県に相談したら、門前払いのような形で断られました。

・・・県が却下した理由は何なのですか。

【戸羽市長】:現行法に従うといろいろな手続きが必要になり、仮に許可が出ても建設までに2年はかかると言うんです。ただ、それは平時での話であって、今は緊急事態なんですね。こんな時にも手続きが一番大事なのかと。こちらも知り合いの代議士に相談をし、国会で質問をしてもらったのですが、当時の環境相も「確かに必要だ」と答弁してくれた。さぁ、これで進むかと思うと、まったく動かない。環境省は「県から聞いていない」と言い、県は「うちは伝えたけど国がウンと言わない」と言う。そんな無駄なやりとりを繰り返すうちに1カ月、2カ月が過ぎてしまう。ですから、どこが何をするかという基本的なことが、この国は全然決まっていないんですよ。

・・・そういう場合に、県や国は決して代案を出しませんよね。「ダメ」「無理」で話が終わる。

【戸羽市長】:そうなんです。がれき処理に限らないことですが、プランを練り上げて持って行って「ダメ」と言われたら、我々は振り出しに戻るしかない。せめて「この部分は方法論として無理だけど、代わりにこうしたら目的は果たせますよ」と、解決の道を一緒に模索してくれたら、あっという間に決まるんです。よく国会議員の方々は「未曾有の国難」とか「千年に1度の災害」とか口にされていますが、であるなら、千年に1度の規制緩和をしてくれと、未曾有の国難に対応できる法律を早く作ってくれと、3月11日からずっとそれを言い続けてきてるわけです。

続きはこちら→→pdfファイル



環境ジャーナリスト青木氏/東海・関西連続弾劾講演会報告その1から
青木氏
2月11日、東京、横浜から出発して、静岡(島田市、浜松市)、名古屋、京都、大阪、神戸そして小田原(2月18日)とがれき問題の連続講演会を実施してきた青木氏が、そこから見えてきたことをまとめた報告書が届きました。その中の3)では、上記に関連したことについて鋭く指摘しています。

島田市長のスタンドプレーと裏にあった環境省の交付金事業


静岡の島田市の受け入れ表明は、2つの点で東京や神奈川と違っていた。第1番目は、受け入れ検討のニュースが流れた途端、九州のお茶屋さんから静岡茶の取引拒否が伝えられた。静岡はお茶だけでなく、イチゴやミカンが主要産業である。がれきの受け入れがこれら農業生産に与える負の影響は計り知れない。第2番目に、島田市は、がれきを運び出そうとしている宮城や岩手県の放射能汚染濃度より平均的に見て汚染されていない地域に当たるということである。(汚染のレベルが低いと言っても、子供の尿からセシウムが検出されたという報告もあり、がれきの高温溶融炉での焼却は住民に大きな不安材料となっている。)

ここでは汚染の拡散ということが、文字通り問題となり、島田市が受け入れを決めれば、中部から関西にかけてがれきが運び込まれることに繋がり、日本全国を放射能汚染列島にされかねないのである。

そして島田市の桜井市長は、産廃業者であり、受け入れには業者としての利害も指摘されている。公益性の見えない受け入れ表明に、市民や農業事業者から反対の声が上がっている。

がれき問題の実態をつぶさに見て行くと、大田区の奈須りえ区議の調査報告にあるように、岩手県の場合、広域化処理を計画しているのが、岩手県全体のがれき量〈435万トン〉の1割強(57万トン)でしかない。9割近い量は地元処理を予定している。がれきの処理が進んでいないのは、全国の受け入れがないためでなく、復興予算がらみの予算が決まるのが遅れ、それまで処理を放置していたからである。(*9:市民から見た「災害廃棄物広域処理」の論点)

昨年すぐ決めなければならなかった被災地の特区計画は、中央各省庁の利害調整のため、遅れに遅れ、今年2月まで延ばされた。

そうした中で、なんと環境省は、がれき受け入れの市町村に交付金までつけようとしていたことが分かった。(*10:月刊廃棄物2012年1月号「乗り越えよう環境行政最大の課題」)

がれき処理は、被災地の復興支援のためと言いながら、がれきの処理を引き受けた自治体には、交付金の掴み金を与えるというのである。焼却炉の補修やごみ発電、その他なんでもお使いくださいというのだ。

環境省のごみ焼却炉への交付金は、温暖化問題を受けて、ごみ発電の付加施設に限って支給されるようになったが、交付金の率を従来の1/4から1/3に変えても手を上げる自治体が少なく、さらに1/2と増やした。

それでも後年度負担を考えて人気が出ず、昨年度からは新設に限らず、延命化工事にも交付金を出すようにしていたが、全国の自治体は余分な金を出す財政的な余裕がなく、交付金の予算が使い切れない状態になっていた。予算が執行されなければ、焼却炉メーカにも金が回らず、省庁として力も誇示できない。そこで、がれき引き受けを行えば、この交付金を支給するというのだ。本来必要があって、焼却炉の立替や延命策のために交付金を出すということである。これでは、交付金の支給理由を新に作るためにがれき問題を利用するという本末転倒した交付金支給になってしまう。

311という国難にあって、心を一つにというキャッチが流れる中で、環境省の省益を確保するための予算権の拡大を狙う。おぞましいというほかない対応である。国のこの対応が、利権のにおいをかぎつけた市町村を集めることになる。いい加減にしてほしい。

報告書の全文はこちら→→pdfファイル


青木氏の最後の言葉が、我々の気持ちを代弁してくれていると思います。


我々の納めた税金が、またこんな被災地のためにならない利権に使われるとしたら・・・・・。
本当の真実はどうなのか?
今まず真実を確かめるために、一人一人がこの問題に目を向けなければ、何も変える事は出来ません!
「国民の無関心」これが無駄遣いを生む、最大の原因だと思います。




以下は参考資料としてご覧ください。

もしできるなら「いのちを守る森づくり」応援したいものです


・「いのちを守る森づくり」動画はこちら→→
・どう考えてもおかしな「災害廃棄物の広域処理」より「いのちを守る森づくり」を応援するチラシ(クリック)
いのちを守る森づくりのチラシ
pdfファイルはこちら→→

[2012/02/23 16:00] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top
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