7/29(日)静岡新聞と中日新聞の記事です。
富士市・浜松市は試験焼却後に、本焼却受け入れ見送り! 三島市・清水町は環境大臣の発言から、本当に受け入れる必要があるかどうか?疑問がでています。 島田市は本格受け入れ表明中ですが、最終処分場地権者の反対により焼却灰が処理できず、「市が市民の意向を無視し強行突破する」以外に焼却の目途が立っていないようです。 静岡市・裾野市は本格受け入れ表明中ですが、市民の方たちの反対の声が高まっていて、本当に実施できるでしょうか? 環境大臣は「現在調整中以外の自治体との調整は当面見合わせる」と発言。 これを受けそれ以外の市町では、受け入れる必要がなくなっています。 ![]() ■中日新聞(Web) がれき受け入れ 浜松市が月内の表明見送り2012年7月29日こちら→→東日本大震災で発生したがれきの広域処理で、七月中の本格受け入れ決定を目指していた浜松市の鈴木康友市長は二十八日、「まだ最終処分場の近隣住民からご意見をいただいていることもある。丁寧な説明を重ね、準備を進めたい」と述べ、受け入れ表明を見送った。 同市中区で開いた試験焼却結果の市民説明会で発言した。市は六月に岩手県山田、大槌両町のがれき(木材チップ)の試験焼却を実施し、安全性は確認できたとしていた。焼却灰を埋め立てる平和最終処分場(西区)の地元自治会は、灰の安全性への不安や現状の臭気問題などのため、受け入れに反発していた。 鈴木市長は説明会後、報道陣の取材に「基本的には受け入れる方向」としつつ、「最終処分場の地元では、臭いの問題なども含めて理解いただかなければいけない。一日も早く結論を出したいが、丁寧な対応が必要だ」と述べた。 市は八月六日に処分場の地元・平松町自治会役員らと勉強会を開き、その後も自治会側と協議の場を設けるなどして、理解を求める。 ◆県内の広域処理、まだら模様 最終処分場を持ち、処理余力もある浜松、静岡、裾野、富士、富士宮の五市は広域処理に向けた“先頭集団”だったが、富士、富士宮市が暗礁に乗り上げるなど足並みは乱れている。 県内では島田市が五月に受け入れを開始。五市は、県が試験焼却の全体計画をまとめた四月段階で「早期の実施が可能」と他市町より踏み込んでいた。 その後、富士宮市は県外の最終処分業者の反対に遭い試験焼却を見送り。富士市も今月に入り、市内排出の廃棄物埋め立てに限るとした確認書に反すると住民が反対。 処分場確保の条件付きで試験焼却を表明していた十九市町の大半も、めどはつかないままだが一部に動きも出てきた。 南伊豆地区で唯一、最終処分場を持つ西伊豆町では六月、町に対し受け入れ表明を求める決議を議会が賛成多数で可決。今は町長判断の段階にある。藤井武彦町長も「協力したい気持ちは変わらない」と前向きだ。 長泉町も試験焼却に向け県と日程を調整中。説明会では住民の反対はなく「了解は得た」との認識だ。 八月上旬までに試験焼却を予定していた三島市は「一時延期」。岩手県のがれきは、量的に広域処理のめどがついてきたとの情勢も耳にしており、見極めたい考えのようだ。 ■静岡県2012年7月29日現在のがれき受入状況 ここに記載のない島田市は、上記の通り本格受け入れを表明していますが、最終処分場地権者の反対により焼却灰が処理できず、「市が地権者の意向を無視し強行突破する」以外に焼却の目途が立っていないようです。 ※左図は中日新聞に掲載された表を、掲載させていただきました。 スポンサーサイト
|