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これでも受け入れる?それは無いでしょう!
1/27(日)静岡新聞の記事です。
特に「記者の目」をご覧ください!

これのどこが復興支援なのか!
本当に腹の立つ説明会でした。

「被災地で大量のガレキが復興の大きな妨げになっているから」それが「災害廃棄物の広域処理」を行う理由だったはずです。
それが現在の静岡県4市の処理量が、完全に被災地の搬出量を上回り、富士市が手を差し伸べなくても、3月には終了するのがわかると、次の理由になってきます。

市長の受入理由
皆で手を差し伸べる事に意義がある?

この理由、耳を疑います!

なぜ受け入れるのか

皆で手を差し伸べる事に意義がある?

震災ガレキが4市で十分処理できるなら、富士市はその費用を他の復興支援に回した方が良いのは、一般社会通念では当たり前のことです。

富士市は富士市長の甘い判断で試験焼却を実施したため、6月以降復興支援は実質的にストップしていました。その間焼却場周辺地区はもちろん、全ての富士市民には一切説明せず、ひたすら最終処分場地区との条件闘争に明け暮れていました。

直近の説明会における、市民の反応はどうでしょうか?
1/18:焼却場周辺地区の説明会で、何も説明が無いことに怒りが爆発。(賛成意見0)
1/24:説明会の総括質問で反対意見だけ。(賛成意見0)
1/26:説明会の反対意見が多数でした。賛成意見は2~3件だったと思います。

また講師の野口先生も「安全性は問題ないが、住民の理解が得られていないので受入は難しい」との見解を、終了後の市民との話で述べられていました。

少なくともこれらの状況は、とても市民の理解が得られた事にはなりません。

この状況で富士市が受け入れるべき震災ガレキが無いとわかっても、受け入れようとしています。

他の市町で処理できる量を、富士市に持ってきて何になるんですか?
こんな事を被災地が本当に望んでいるとは思えません。

4市では昨年10月の段階で3月末までの受入スケジュールは、詳細な日割り日程表で決められています。(浜松市の例)

その予定を変更してまで受け入れる理由はどこにあるんですか?

予定が組まれている市町の予定を、変更しなければならない。
富士市は0から受入準備を始めなければならない。
そのため人手も・費用も・時間もかかります。
4市は既に受入実績があり、新たに富士市が始めるより、はるかにスムーズな受入が出来ます。
何トン受け入れるか知りませんが、その費用総額はいくらですか?
その費用を被災地の他の支援に回すべきです。

最もわかりやすい理由は?

交付金がもらえるから?
業者が儲かるから?
市長の面子が立つから?
年末の市長選挙に有利だから?(本当は不利だと思いますが)

まさか富士市長がこの復興支援を、このような理由で行うことはないと思うので、最終的に受け入れることは有り得ないと思います。

それでももし受け入れることになったら、多くの人が予想しているように「利権」と言う事になるんでしょうか?


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[2013/01/28 00:22] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
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