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族議員?除染談合?鮫川村の焼却場事故!
8/20の新聞記事はとても理解できない事が多く、これからの廃棄物処理に大きく係る事だと思うので、メモ代わりに残しておこうと思います。

8/30読売新聞の記事!

■どんどん族議員になって…概算要求で活動活発化
記事はこちら→→
今度の選挙の結果から予想していた事ではあるが、ここまであからさまに言われると!!
当然このツケは国民へ、増税その他の負担となって返ってくる。
政治家や利権で利益を得るものたちは、しっかり儲けて責任を問われる事はない。

8/30東京新聞の記事!

■除染受注問題 ゼネコン 新たに2事業、無競争
記事はこちら→→
当然このような事になる。
除染して効果があるなら、国民も納得できると思う。
しかし実際には、除染してもすぐに線量が戻ってしまう事実が確認されている。
福島県から避難している人たちも、住んでいる人たちの中にも「除染より線量が下がり安全になるまで避難させて欲しい」と言う声は、とても多く聞かれているが→まったく無視の国や福島県。
しかも除染には、これからどのくらいの資金がつぎ込まれるのか予想も出来ない?
ここでもそのツケは国民に返ってくる。そして利益は責任を取る必要のない者達へ!

【復興資金の国民負担の再確認】

■25年間所得税2.1パーセント
■10年間住民税1000円

これがどれだけ無駄な事に使われているか?
関心を持ち調べた人は、膨大な無駄遣いがある事を知り!
まったく目を向けていない人達は、いまだに「絆モード」で何の疑問も感じていない!
この目を向けない人たちがいるかぎり、行政は安心してやりたい事が出来る!
今度はこの無駄遣いを反省することなく消費税値上げ!
バケツの穴を塞ぐのが先であるはずだが、議論にもならない!


8/30朝日新聞の記事

■鮫川の焼却施設、金属製覆い破断
そしてこの次に出てくる疑惑が、除染により発生する廃棄物の処理。
高濃度の廃棄物は処分場もなく、ただ積み上げておくしかない。
そこで8月から福島県鮫川村で、8000Bq/Kg以上の高濃度汚染廃棄物の焼却を開始!(8/19)

環境アセスもせず、欠陥焼却炉(東京新聞)という事も無視し、強引に焼却を始めた結果、事故が発生!(8/29)
結局この事故でもだれも責任を取ることはなく、情報は極力出さず、たいした問題ではなかったとして再開される可能性もある。

環境省が説明する事故の様子は、次のとおりです。
回転式焼却炉から主灰が落ちてくるケース。ここが変形しふたも閉まらない状態。
3ミリ程もある金属性ケースの変形から、相当な圧力がかかった事がわかる。
鮫川村破談事故02

上記ケースに溜まった主灰が、ここを通って上に運ばれるそうです。
その途中でこの事故が起こったのに、「漏れたものはほとんど無い」という説明は、どう考えても理解できるものではない。
鮫川村破談事故01

鮫川の焼却施設、金属製覆い破断

●「放射線量、異常なし」
 原発事故で放射性物質に汚染された牧草や稲わらなどを焼却するために、環境省が鮫川村に建設した施設で29日、焼却した灰を運ぶコンベヤーの覆いが破断する事故があった。
 環境省によると、焼却炉の灰を固形化施設に運ぶためのコンベヤー近くで大きな音がしたため運転を停止。高さ4・7メートルの金属製の覆いに長さ約4メー トルの亀裂が入った。放射性物質を含む灰が亀裂から外部に出た可能性もあるが施設内の空間放射線量に異常は見られないという。原因はわかっていない。施設 は19日に本格稼働したばかりだった。
 村は、施設の周辺住民に事故を知らせるとともに、環境省に再発防止策が取られるまで施設を稼働しないよう求めた。
朝日新聞デジタル 2013年8月30日


この事故で恐ろしいと感じる事は、この事故を伝えた大手メディアは上記朝日新聞だけのようです。
今まで経験した事がない、高濃度の汚染廃棄物の焼却という初めての試み!
そこで起こった事故が、今回のような取り扱いで済まされてしまう実態!
多くの人はこの事故のことも、その持つ意味もまったく知らないと思います。

もし事故が発生すれば最も被害を受ける鮫川村の人たちが、何も言わなければ、何事もなかったように通り過ぎる事になると思います。

今度こそ住民の方たちは声を上げ、この事故の徹底した検証を要求し、そしてその経緯・結果を慎重に確認していただきたいと思います。
そして今からでも環境アセスの実施や公害防止協定の締結を含めた、安全確保の手段も要望すべきではないでしょうか?
この地域住民の要望は、法律よりも優先して取り上げられ、検討されるべきものだと思います。
法律を盾に、安全が立証されていない事も十分説明されないまま進められ、時には法律を拡大解釈され、変更されてしまっては、住民の安全をどう守れば良いのか?

救世主が現れ助けてくれるのを期待しながら生きるのが、とり合えず何もせず一番楽ですが?
しかしそれが期待できないなら「住民がまとまり意思表示をする」意外に手段がありません。
しかし多くの県や市や町で、行政や利権を得ようとする企業などは、住民をコントロールする手段を構築しています。だから簡単な事ではありません。
しかし声を上げなければ、黙ってみているしかありません!



富士市で進められようとしている/石炭火力発電所建設!/バイオマス発電所建設!

富士市が発電所の街になることが富士市のためだと思う人は、応援されれば良いと思います。
しかし世界遺産登録だと言われても、胸を張れない煙の立ち込めるこの街!
私達はこれ以上排出ガスが増える事に反対します。

富士市の火力発電に関しては、次回から取り上げたいと思います。


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[2013/08/30 17:56] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top
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