台風の影響で「富士山フェア」は中止のようです。
イベント中止はとても残念ですが、日本製紙の煙突ライトアップ中止は歓迎です。 いま富士市では「石炭火力発電所計画反対の声」が確実に増えています。 署名も地元地区の署名が増えています。 「富士の子供を守る会」(以下当会)が計画反対署名を始めましたが、実際に署名集めに努力されている方は、会員以外の方が多くなっています。 8月に地元地区で開催された日本製紙の説明会において、ほとんどが反対する意見であった事から、地元地区で反対の声が上がり動き出すと考えていました。 しかし旧大昭和製紙時代から企業と地元のしがらみが強く、「反対だけど声があげ辛い状況」が予想以上に多い事がわかりました。 また10月の富士市定例会における富士市長・環境部長の発言からもわかるように、富士市は「独自に調べることなく、日本製紙の説明だけを根拠に」ひたすら計画推進を推奨する姿勢です。 このような背景から地元では声があげ辛い状況が強いため、「当会」がまず署名活動をはじめさせていただきました。 そして10/11に富士市に会合の場を設けていただき、署名および要望書の提出と多くの質問を行いました。 その際、以前より王子マテリアルのバイオマス発電に関し、その安全が確認されるまでは建設反対を訴えている「火力発電の安全を考える会」の方も参加してくださいました。 今後も協力して対応してまいります。 今の声の広がりから、まもなく地元地区からも大きな反対の声が聞こえてくると思います。 そうなればその声を中心に、我々も含め全市民で協力しあうことで、この計画中止にまた一歩近づきます。 他にも反対している方やグループの方がいらっしゃる場合は、是非協力していきましょう! 連絡は左のサイドメニュー「お問合せから」お気軽に! 反対理由の参考資料富士市で一番煙突の煙が多い地区は、原田地区だと思います。例えば次の写真は、本日(10/25)朝の風景です。(クリックで拡大) ![]() 動画もご覧ください!■本日朝の上記写真の動画はこちら→→ ■本日午後2時ごろの市内広範囲の動画はこちら→→ ※本日(10/25)は台風27号が近づいています。 天候が悪い日や夜は煙が多くなる?これは富士市の常識?のようです。 また排出量が最も多い(かもしれない)P社の煙突の煙が点検中で見えませんが、これが稼動すると更に息苦しいい感じがしてきます。 この状況に加え更に1日900トンの石炭を燃やす石炭火力発電所に、廃棄物系の燃料を使用するバイオマス発電所が計画されています。 他市の方には、信じられない状況ではないでしょうか? この風景を毎日見ている人が思うこと!写真や動画の風景は毎日見ることが出来ます。見たくないですが見えてしまいます!(夜は見えませんが、その代わり大気監視測定局の値は、ほとんどの場合夜が高くなっています。) 特に1~7の煙突の「モクモクと立ち上る煙」は常時見ることが出来ます。 見えるだけでなく異臭もしてきます。 そしてこの奥の海側に1日900トンという大量の石炭を燃やす、火力発電所が計画されています。 日により見える煙が多い場合も少ない場合もありますが、これが毎日繰り返されている事実は、「基準値以内なので安全です」と言われても納得できるものではありません。 そしてこれが健康に影響なければ良いですが、それがわからないのが今の状態です。 私達は富士市が発表している健康調査データの説明を求めてきましたが、いまだにはっきりした回答がいただけません。 2万人以上の子ども達のデータです。 多くの疾患が静岡平均より高くなっています。詳しくはこちら→→ その原因が何であるか?大気汚染なのかまた別の原因なのか? 結局、富士市は健康調査データがないという回答でした。 それなのに富士市は大気汚染に関し、基準値を満たしているから問題ないとしています。 それなら今すぐにでもできる、学校別健康調査データの公表から始めて欲しいと思います。 公表していただければ、多くの心配している人たちの一つの安心材料になります。 それが無理なら他の方法でも良いので、まず健康調査の実施を! そして最低でも行政の責任において「環境アセス」の実施を! 事業者の言われるままに「安全を唱えるのではなく」、しっかりしたデータに基づいた、信頼できる対応を求めてまいります! 私達は、毎日繰り返されるこの風景を見て、安全だと思えるほど鈍感ではないですよ! 富士市の環境を守るための条例等について火力発電所計画は、これらの趣旨に完全に反する条例違反だと思います。■富士市環境基本条例 こちら→→ ■富士市スモッグ計画 こちら→→ ■富士市煙突 こちら→→ スポンサーサイト
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