環境基準値を満たしていれば安全ですか?
富士市は製紙工場が多く複数の焼却施設があるため、そこから排出される排出ガスの環境影響は複雑です。
富士市の説明では「環境基準値以下だから安全です」というものです。
しかし実際に生活していると、それでは安心できない状況が頻繁に発生しています.
例えば下記の写真は、先日02/23の原田地区のある製紙工場の排出ガスの状態です。
特殊なケースではなく年間を通し、よく発生している状態です。

20140223 下降する煙

■下図のような地形です。通常でも排出ガスは拡散不足の状態で、傾斜地に達すると思います。
更に風向き等の気象条件により下方に向かいます。
よく見ると別の工場の、低い煙突からの排出ガスも見えます。
なお写真の工場の燃料は、高い煙突はC重油/低い煙突はぺーパースラッジということでした。
どちらも詳細な排出ガス成分データは不明です。

煙の暴露-傾斜地2

更に写真には写っていませんが、周辺には複数の煙突から排出ガスが出ています。
■周辺地区の煙突(撮影日は異なります)
20140224原田地区煙突群
このように多数の排出源がある状況で、本当に限られた測定局のデータだけで安心なんでしょうか?
この地区の直近の測定局は、画面左・山側に900mほど離れたところにあります。
そのためこの拡散不足の排出ガスが到達している地点の濃度・成分は、測定には反映されていません。

写真の状況は、環境基準とは別次元のリスクだと思います。

富士市環境保全課で確認しました!
環境基準を満たしていれば安全ですか?
(質問)この写真のような状況で煙の曝露を受け続けた場合、どうして安全といえるでしょうか?
(回答)現状では「環境基準を満たしているから」としか言えません!

(質問)排出ガスの成分は把握されていますか?
(回答)していません!

以上はほんの一例です。
このまま行けば2年以内に、一日1000トン以上の石炭を使用した発電所が建設されます。
(王子マテリアル富士工場・日本製紙鈴川工場の合計)
更にそれに続く建設も、しっかり計画されているようです。

このような状況が放置されれば、3年後の世界文化遺産登録の見直し・・・
登録は抹消されると思いませんか?

世界文化遺産の抹消例

原因→→ドイツ・エルベ渓谷の「景観損ねる橋」開通
ただこの場合は市民が利便性を選択したとしても、理解できるものがあります。
ドイツ世界遺産抹消

しかし富士市で2ヶ所の発電所建設により、登録抹消されたとしたら?
1企業の利益のために?
許される事ではないですよね。

有り得ない事だと思いますか?




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[2014/02/24 09:59] | 富士市関連 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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