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富士市長公選法違反疑惑の続報/中日新聞
今朝はまだ8月なのに、長袖・長ズボンでなければ寒いくらいの朝です。
早朝、知り合いから「このニュースは想定内とは言え、心も寒くなるね」と連絡がありました。(文中太字部分)

前回のニュースで感じた「出来ればこの辺で蓋をしたい、そんな声が「ひたひた」と聞こえてくる」・・・ということではないと、良いですが!
8/30(土)中日新聞

富士市長ら寄付行為 謝罪し処分を検討


富士市元吉原で毎年九月に開かれる「まちづくり祭り」で、小長井義正市長と複数の市議らが、公職選挙法に抵触する恐れのある寄付行為を行っていたことが分かった。小長井市長は二十九日に会見を開き、ほかにも複数の行事で寄付をしていたことを明らかにし、自身への減給処分を検討する考えを示した。

本紙が入手した二〇〇九~一三年のまちづくり祭りの内部資料によると、小長井市長は市議だった一〇年と一二年、市長選を控えた一三年に五千円ずつ計一万五千円を主催者に支払った。協賛金支払者の名簿には現職市議三人、前衆院議員、衆院議員の名前がある。

小長井市長は会見で祭りへの寄付を認め、このほか年間五つの地元行事に継続的に五千円ずつ寄付していたことを公表。「私の認識不足と不徳の致すところ。市民や市職員に迷惑をかけたことを心からおわびしたい」と謝罪した。減給の金額や期間を今後検討し、市議会九月定例会に関連議案を提案する。

市議会は二十九日に会派代表者会議を開き、市議三人に寄付行為があったことを確認した上で、再発防止策を協議。近く具体策を公表する方針を決めた。一方、他の市議にこれまでに寄付行為があったかどうかの確認や、市議三人の処分に関する議論などは行わなかった。

名簿に名前のあった市議三人は本紙の取材に寄付を認めた。一人は「飲食を伴うため、お金を渡すのは当然だと思った」と話した。
※中日新聞の記事はこちら→→

どのような経緯をたどろうとも・・・
「今回のことは来年の市議会選挙に直結する!各議員の方たちの言動や行動をしっかりチェックできる良いチャンス!」という話になりました。

ある議員の方からは「もし議会の追及が甘かったら、一人でもしっかり解明していきます」という決意をお聞きしています。今はそのような意欲ある議員の方たちの頑張りに、期待したいと思います。



その他にも連絡いただいている内容について!
普段はあまり出さないですが、今回は市民の意見を感じ取っていただきたいと思い、たわいもないやり取りですが掲載しました。

朝、上の記事をアップしたら他の方から「少し甘すぎないか?」「弱気すぎるよ!」・・・などと指摘されました。
もちろん「本心は同じだから」と伝え、とりあえず許してもらいましたが。
何しろ「ヘイト」規制に便乗し、取り締まりを強化しようとする動きまである昨今です。
とんでもないことで、もちろん気にしませんが。

ただ始まったばかりで、次の3点がはっきりしていません。

1.調査委員会の動きと調査結果
2.議会の動きと判断
3.市民の動き

これらの様子を見ながら、考えていくことも必要だと思っています。
しっかりやっていただけると言っているので、それを最初から疑ってかかるわけにもいきませんので。
ただ待っているだけではなく、市民として何ができるか、相談していきたいと思います。

小長井市長へ
市議会への陳謝は当然ですが、まず市民に陳謝し、事情説明、そして市長の考えを伝えるのが先ではないですか!石炭火力発電に関する市民の質問にも、いまだにしっかり答えていない市長!
地元有力者・企業・市議などではなく、まず市民に目を向けなければ!

少なくとも私たち市民は、次のように感じています..。

■議員にとってはイロハである公選法違反!「認識が甘かった」で納得できるものではない!
■今起こっていることは「減給」などで済むほど軽いことではないはず!ここでも認識が甘すぎませんか!





次に今日の主なメディア報道は次の通りです。(ほかにもあるようですが、本日入手分のみ)
この中で静岡新聞「記者の目」は市民感覚に近く評判が良いです。
これからも頑張ってください!
8/30(土)静岡新聞×3

20140830-記者の目



20140830-議会に陳謝



20140830-市長祭典に会費


8/30(土)毎日新聞

小長井・富士市長:地元の祭りに会費支出 公選法に抵触、自ら減給処分へ


富士市の小長井義正市長は29日、市議時代の地元祭典への会費支出が寄付行為を禁じた公選法に抵触するとして、自ら減給処分すると発表した。金額と期間を決め、9月定例市議会に給与条例案を提出する。議会関係者によると、複数の市議も同様の支出を行っており、市議会が対応を検討している。

小長井市長によると、元吉原地区で開かれた2010年、12年、13年の祭りで計3回、飲食を伴う会費として5000円ずつ支出。さらに約10年間、毎年地元神社の祭りなどで5000円程度を5回渡したという。今年1月の市長就任後も計1万円を支払ったが、問題があると分かり、返還を受けたという。

公選法は政治家の選挙区内での一切の寄付を禁じている。市長は昨年、市長選出馬のため市議を辞職したが、立候補予定者も寄付が禁止される。

小長井市長は「社会通念の範囲と思っていたが、認識不足、判断の誤りだった」と謝罪した。
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[2014/08/30 08:37] | 富士市関連 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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