自民党議員の見識と地方新聞社の見識
今回の自民党勉強会における、自民党議員発言および百田発言!
自民党議員の見識はこの程度か?
個人的には、「泥棒は悪いことだよ」と説明しなければならないレベルだと感じている。
その後の自民党の対応も、火消しに躍起になるだけで、事の本質など全く考えないいつものパターン。

権力を持つ者の報道機関への圧力が、どのようなものか?各地方新聞の見識が物語っている。
今さえなんとなく通り過ぎれば、「バカな国民はどうせ忘れるよ」これが本音だと思う。

一番の問題は何をしようが選挙で投票する国民がいる限り、何もなかったように当選してしまうことである。
国会議員一人に約1億といわれる税金が使われる。この高給・好待遇の職に一度ありつけば、何としても手放したくないのが人情???
その中には月100万円の「文書通信交通滞在費」という、報告や公開の義務がない、いうなれば「お小遣い」が含まれる。働かない人ほど貯まるという、議員にすればとても有難い収入。

今回沖縄の新聞社を批判している議員がいるが、これだけのことを発言するからには、しっかりした根拠を示し、堂々と議論すべきである。その調査費用は十分支給されているはず。
しかし自・公民の議員はしっかり説明するどころか、突然TV出演をキャンセルしているのはどういうことか?

とはいっても、自民党議員にこんな思いが通じるはずもない。
例によって、会の代表議員の更迭で終わりにしようとしているので、少しでも風化しないよう、しっかりと出席議員名・発言内容は残しておきたいと思います。

「マスコミ懲らしめる」自民勉強会の発言が波紋」

TBS系(JNN) 6月26日(金)

 自民党の勉強会で「マスコミを懲らしめる」と報道規制を求める意見が相次いだことが波紋を広げています。安全保障関連法案について国民の理解が広がらないことへの不満の矛先をマスコミに向けた格好で、安倍総理が国会で釈明に追われました。
・・・・・
・・・・・全文こちら→→

百田発言10
201506自民勉強会出席議員一覧
議員たちのおもな発言
百田発言8
百田発言9
百田発言11
百田発言3

地方新聞社各社の社説・論説
今回の件や関係の深い安保関連法案・沖縄問題などについて、多くの新聞社が6/27付けで取り上げています。その論調は現政権に対する批判や危機感を訴えるものとなっていて、これは新聞社の見識とと捉えられることができると思います。
政府や産経・読売新聞などが良く使用する、一部の反対する市民グループの意見ではない。
これだけ多くの新聞社が危機感を訴えている安倍政権・自民党!
前回の朝日新聞が実施した安保法制等に対する世論調査結果と併せ、私達は今の政権の危うさをしっかり認識していかなければ、知らないうちに独裁国家を容認することになってしまうと思います。

※新聞社は47NEWSからの抜粋で、6/27付けのものです。また6/28現在リンクが有効なサイトにはリンクが張ってあります。またタイトルと一部記事抜粋も併せて記載。(順不同)

■「論説」【岩手日報】 報道機関批判 多様な意見認めぬ暴論

恐るべき暴論だ。これでは権力に都合の悪いことを書く新聞を法律で縛って発禁処分にした戦前と変わらない。いや、今でも世界に残る独裁国家そのままではないか。
自由と民主主義を標ぼうしてきたはずの自民党はここまで落ちたか。これが党内の大勢の意見だとは思いたくないが、こんな発
想が出てくる底には「1強」のおごりが透けて見える。

■「論説」【福島民報】  【自民の報道批判】おごりが生んだ暴言だ

沖縄県は過剰な米軍基地の負担にあえぐ。本県は東京電力福島第一原発事故で厳しい闘いを強いられている。ともに国策に翻弄[ほんろう]されている立場から、福島民報社と沖縄タイムス社は昨年、合同企画「2つの故郷~国策のはざまで~」を展開した。琉球新報社は東日本大震災の犠牲者の月命日に当たる毎月11日、弊紙など福島、岩手、宮城3県の新聞の震災関連記事を集めて2ページ特集を組んでいる。
基地問題に直面しながら、本県に思いを寄せ続けている両社を「つぶさないといけない」とする発言は福島県民の心にもやいばを向けるに等しく、許すことはできない。

■「社説」【新潟日報】 百田氏の発言 言論の封殺は許されない

安倍氏は「報道の自由は民主主義の根幹だ」とも答弁した。それが分かっていない議員が党にいるのは情けない。非常識さを恥じなければならない。
沖縄タイムスと琉球新報、そして沖縄県民に対しても謝罪すべきではないか。百田発言は侮辱以外の何物でもない。
「1強体制」の緩みが露呈したのだ。勉強会で異論が出なかったのなら、嘆かわしいことだ。

■「社説」【中日新聞】 自民の報道批判 民主主義への挑戦だ

報道の自由に対する挑発、挑戦である。平和国家として歩み続けてきた戦後日本が重大な岐路に立たされている今だからこそ沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきことである。

■「論説」【福井新聞】 「新聞をつぶせ」勉強会 「1強」自民党のおごりだ

謝罪するしないの問題ではない。問われるのは、こうした自民党議員の無責任な政治感覚と排他性、不見識である。これも「1強」のおごりと、焦りの裏返し。安倍政権下では言論への圧力が強まっており、到底容認できない。

■「社説」【高知新聞】 【報道批判】自由民主の党名が泣く

出席議員から百田氏をたしなめる声は上がらなかったのか。報じられているのは逆に、「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との意見である。異様な会合と言うほかない。

■「社説」【西日本新聞】 報道圧力発言 これが自民党の「本音」か

「こらしめる-」の議員発言に至っては、何をか言わんやである。隙あらばマスコミに圧力をかけ、権力への批判を封じ込めたいという本音が丸見えではないか。
言うまでもなく報道の自由は民主主義社会の根幹の一つである。戦後70年を迎えるというのに、この種の問題発言が飛び出す自民党の体質には驚かされる。
百田氏が「つぶさなあかん」と発言した沖縄の2紙(琉球新報と沖縄タイムス)は、いずれも沖縄戦や基地、安全保障問題について分厚い報道の実績があり、取材力にも定評がある。ジャーナリズム界での評価は高いことを付言しておきたい。
国会でこの問題をめぐる質疑が出たが、自民党総裁である安倍首相はおわびを拒否し、発言議員の処分も拒んだ。言論封殺に対する首相の認識を疑わざるを得ない。

■「社説」【琉球新報】 百田氏発言 開いた口がふさがらない

ものを書くのをなりわいとする人間が、ろくに調べず虚像をまき散らすとは、開いた口がふさがらない。あろうことか言論封殺まで提唱した。しかも政権党の党本部でなされ、同調する国会議員も続出したのだ。看過できない。
安倍晋三首相に近い自民党若手国会議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が「沖縄の2紙をつぶさないといけない」と述べた。
出席した議員も「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番だ。経団連などに働き掛けて」と述べた。
気に入らない報道は圧力でつぶすということだ。

■「社説」【沖縄タイムス】 自民勉強会 暴言]権力による言論統制だ

「沖縄に寄り添う」と口では言いながら、安倍自民党の対応は沖縄の多くの人々の感情を逆なでし、反発を増幅させている。
昨年の名護市長選、県知事選、衆院選で「辺野古ノー」の圧倒的な民意が示されたことを地元メディアの報道のせいにするのは、現実から目をそむけるようなものである。
一連の選挙でなぜ、あのような結果が生じたのか。沖縄の声に謙虚に耳を傾け、見たくない現実にも目を凝らすのでなければ沖縄施策は破綻する。

■「社説」【河北新報】 安保政策の「壁」/無理筋と認めて軌道修正を

もはや、ボタンの掛け違いが明白になってきたのではないか。だとすれば、いったん外して、掛け直す以外に正す方法はあるまい。
 きのう、衆院平和安全法制特別委員会で審議が再開した安全保障関連法案であり、法案が目指すところの日米同盟強化に関わる沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設である。
 現実を踏まえぬ政治は害悪でしかない。理想を語らぬ政治もむなしい。安倍政権が進める安保政策は、両面で無理があると言わざるを得ない。

■「論説」【茨城新聞】 自民報道批判 1強の堕落極まった

おごりと焦りを背景に「1強」の堕落が極まったといえよう。到底容認できない。
一連の問題発言はあまりに稚拙で乱暴としかいいようがない。
ただ民主主義のルールに従って議論や説明を尽くすのではなく、ひたすら異論を封じようとする動きの広がりには注意が必要だ。

■「社説」【神戸新聞】 自民の報道批判/言論を統制するつもりか

■「社説」【山陽新聞】 安保報道の批判 言論封じは看過できない

■「論説」【山陰中央新報】 自民報道批判/異論封じる動きは危険だ  

■「社説」【北海道新聞】 自民の勉強会 マスコミ批判は筋違い 



スポンサーサイト
[2015/06/27 19:43] | 政府・議員関連 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム | 次のページ>>