8月27日(木)、自民党・公明党富士市議会議員および富士市議会議長に、表題の要望書を提出させていただきました。訪問した会派は自民党は「自由クラブ」、公明党は「公明党議員団」。
自民党・公明党市議会議員 様自民党(自由クラブ)太田康彦議員が代表し、要望書を受け取ってくださいました。太田議員は突然のお願いにもかかわらず時間を割いてくださり、予定になかった市民の質問にも、正面から向き合う姿勢で対応してくださいました。当たり前のこととはいえ、いくらでも断ることができる状況なのに、受けてくださった姿勢は市民としてとても好感が持てました。 他の議員さんには、時間が取れないということであっさり断られました。(突然の訪問なので仕方がないですが) 要望内容についての回答は、後日皆さんで検討し連絡いただけるということでした。 公明党(公明党議員団)こちらは朝のアポを取る時点で時間が取れないということで、当日、要望書を直接受け取っていただくことはできませんでした。(要望書の提出は、当日午後3時頃でした)したがって議会事務局の方に、要望書を渡していただくことをお願いいたしました。 朝訪問時の会話の中で、「それは国会議員がやっていることなので、そちらに聞いてください」というものがありました。 それに対し市民は・・・ 私達は国会議員にも同様のお願いをしていますが、実現していません。 審議時間も残り少なくなっていますので、市民に一番近い、市議会議員の皆さんにお願いしたいと思います。 私たち市民はテレビや新聞を通しての情報しか得られず、疑問点が多く、不安だけが増加しています。 (法案を提出している)政権与党に属する議員の皆様は、少なくとも私達一般市民より内容をご存知のはずです。ぜひ対話形式の説明の場を設けていただきたいと思います。 こちらも回答を待ちたいと思います。 富士市議会議長 様今回、突然のお願いにもかかわらず、議長・副議長が出席してくださり、直接、要望書を受け取ってくださいました。更に質疑の時間も取っていただき、要望内容に対する議長のお考え、市議会としてできる範囲などの説明をお聞きすることができました。 【要望主旨】 市議会として、今国会での採決は強行しないことを、衆議院議長、参議院議長、安倍首相に要望すること。 市議会としてできない場合は、市議会議員有志で出来るよう取り計らっていただくこと。 その際、市議会または市議会議員有志により、市民に市議会の対応を報告する集いなどを開催していただくこと。 議長の説明私個人としてもこの法案には疑問を持っています。しかし市議会議員や市民の中にも多様な考えがある中で、市議会の独断でこのような要望を出すことはできません。市民から正式な要請があり、その審議を通し全会一致で要請することになれば可能ですが。 しかし、9/9から定例議会が始まり、今回は26年度の決算予算の審議があるため、新たにこの問題の審議時間をとり、結論を出すことは難しい状況です。 また議員有志による「慎重審議の要望」は、議長からお願いすることはできないので、市民の皆さんが直接各議員にお願いしていただきたいと思います。 安保法案に反対する街頭アクションなどに参加したり、法案反対のスピーチをしておられる議員の方も複数いらっしゃいます。 ぜひ市議会議員の皆さんのお力で、このような疑問だらけの中で法案の採決が進むことがないよう、何らかの具体的手段を講じていただきたいと思います。また市民に呼びかけていただきたいと思います。 例えば・・・市民討論会など! お詫び今回はあまりにも急なお願いであり、議会事務局・市議会議長・副議長・市議会議員の方達に、少なからずご迷惑をおかけした部分があったと思います。その点については、心よりお詫び申し上げます。またそれにもかかわらず、快く対応していただいたことお礼申し上げます。 法案の審議時間が少なくなっている今、やむにうやまれぬ市民の行動だとご理解していただき、お許しいただきたいと思います。 私達が危惧していることあまりにも疑問点が多い法案が、多くの国民が理解できないまま採決され、成立することになれば、日本の民主主義が崩壊してしまうことを危惧しています。 安保法案の進め方は、基本的に安倍政権が持つ考え方であり、原発再稼働問題・沖縄問題さらには経済、社会保障、教育・・・等、すべてにおいて関係してくるものだと思います。 わかり易い言葉で表現すれば、 「勝手に決めるな」「それが民主主義だ」・・・国民は今このことを、強く訴えなければならないと思います。 スポンサーサイト
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