お父さんに見て欲しい!低線量被曝_揺らぐ国際基準
昨年末放送されたNHKの追跡!真相ファイルは、多くの反響がありご覧になった方も多いと思います。
見逃した方、特に小さな子供さんがいるお父さんには、ぜひ見ていただきたいと思います。
富士市でも今、放射性物質の汚染まで目が届かないお父さんが多いようです。
しかし富士市の子ども達にも、この映像以上のリスクがあることを知って欲しいと思います。
その上で改めてご家族でこの目に見えない放射性物質と、どのように付き合っていくか話し合ってみて欲しいと思います。

富士の年間被曝量はどうでしょうか。

①外部被曝だけで概算0.5mSv。(市の公表値から算出)
②これに食品からの内部被曝。(これがとても心配です)
③さらに放射性物質を含んだ粉塵や、ごみ焼却による大気からの内部被曝(測定していないため不明)


確実にこの放送にでてくる被曝線量より高く、5年後日本で富士市で同じことが起こる可能性を誰も否定できないと思います。またこの動画を何かの意図があるように批判する人もいるようです。
しかしまずご覧になり、その上で判断しても遅くはないと思います。

タイトル NHK


この放送のポイントを映像が削除される前に、念のため整理しておきます。

1.スウェーデンで起こった事実


・1996年チェルノブイリ事故により放射性物質が飛来した。
・チェルノブイリから約1500Km離れている。
・当時の放射線量は年間0.2mSVと今の富士市の線量より低かった
・事故前に比べ34%もガンが増加している
・事故後の肉の暫定基準値300Bq/Kg(日本は500Bq/Kg)
・外部被曝だけでなく、内部被曝の影響が大きかったと分析されている。
・110万人の追跡調査でがん発生者の10年間の累積被曝量は10mSv以下である。(日本の1/20以下)
スエーデン2
スエーデン1


2.アメリカで起こった事実


・原発が3箇所あり排出される汚水から川に流れ込んだ放射性物質。そして井戸水が原因と考えられる。
・子ども達100人ががんなどで死亡した事実。慰霊碑が作られ名前が刻まれている。
・脳腫瘍や白血病は30%以上高い。
・小児ガンは2倍。
・政府は井戸水は0.1μSvなので問題ないとし、測定もしていない。
・当地に引っ越してわずか4年目で脳腫瘍が発症した事実。

原発3箇所
■原発が3基も立地するイリノイ州で子どものガンが多発しています。

汚染された川
■放射性物質で汚染された川。
その影響で井戸水が汚染されたことが原因と考えられている。


慰霊碑
■そこには亡くなった子ども達のために慰霊碑が建てられていました。

刻まれた名前
■慰霊碑の下のレンガには亡くなった子ども達の名前が刻まれています。

セーラちゃん
■セーラちゃんは引っ越してきて4年目で脳腫瘍を発症しました。今18歳ですが治療の後遺症で身長は140cmしかありません。
また右手の麻痺も残っています。


調査する親
■小児科医のお父さんは、州政府から過去20年間全住民1200万人がどんな病気にかかったかを記した記録を取り寄せ調査しました。

ガン30%以上
■その結果脳腫瘍や白血病は30%以上高い発症率でした。
また小児ガンはなんと2倍の高さだとわかりました。

政府は調査しない
■しかし政府は水の汚染濃度は0.1μSvで問題ないとし、調査をしていません。
今の福島県渡利地区では空間線量が高く、大学教授が調査結果に基づき避難を訴えても、政府は年間20mSvの暫定基準値を盾に応じようとしません。
アメリカも日本も政府は一体どこを向いているんでしょうか!

最後のセーラちゃん声、お父さん達にはどのように聞こえるんでしょうか?


セーラちゃんの訴え
科学者には、私達が単なる統計の数値でないことを知って欲しい!

私たちは生きてます。空気と水をきれいにしてください!

たくさんの苦しみを味わいました!

誰にも同じ思いをして欲しくありません!


ICRPは信頼できるか?


ICRPは日本の原子力行政に深くかかわっており、放射性物質に関する暫定基準値の決定にも大きな影響を与えています。
この放送ではICRPの事務局長・元委員さらに原発労働者の証言から、その信頼性に対して大きな疑問を投げかけています。
ICRPは純粋な科学者による原子力産業の技術・安全性を追求する組織ではなく、原発を推進する国家が資金を出し、それを推進しやすくするための判断材料を提供する組織だと考えるべきです。
そのために犠牲になった多くの市民がいることを忘れず、政府の対応をチェックしていきましょう。


ICRP事務局長
■ICRPの事務局長クリストファー・クレメント氏は、今までは低線量の影響は低いとみなし、リスクを半分にしてきたことを認め、今その妥当性を議論していると述べています。

低線量リスク引き上げない
■日本の原爆の被曝者データの見直ししが1980年代後半から行われ、実はそのリスクが従来の2倍であることがわかりました。
しかしそれを引き上げることなく、そのまま利用し続けていました。

ICRPの主要メンバー
■当時ICRPの主要メンバーは17人。そのうち13人が核開発や原子力政策をになう官庁とその研究所の出身者だった。

つまりその多くが原子力政策を推進するメンバーだったということになります。

ICRP元委員
■その元委員の1人チャールズ・マインホールド氏は、1970年代~1990代半ばまでICRPの基準作りに携わってきました。
原発や各施設は労働者の基準を甘くして欲しいと訴えていたことを認め、基準が厳しくなれば、各施設の運転に支障が出ないか心配していたと述べています。

ICRPはリスクを引き下げた
■ICRPのアメリカの委員が低線量では逆に引き下げるべきだと主張し、引き上げようとする議員に対抗しました。
結局20%引き下げ、労働者がより多くの被曝を許容できるようにした。

科学的根拠はなかったが、ICRPの判断で決めたことを認めています。

労働者の訴え
■今原発や核関連施設で働いていた人達が、相次いで健康被害を訴えています。
この女性は核燃料の再処理施設で長年清掃の仕事をしていました。
「我々はモルモットでした、どんなに危険か知らされていませんでした」

日本も同様ではないでしょうか?

ICRPの資金
■ICRPの資金は、アメリカ・欧州・ドイツ・日本・カナダ等の原子力を推進する各国政府からの寄付によるものです。
純粋な世界の科学者の集まりではなく、各国の思惑に左右されるこのような組織に、今日本の未来を任せることは到底出来ないと思います。

いま静岡県では「放射性物質で汚染されたがれき」の受け入れが検討されています。
なぜ立証できない安全なのに、数字を無理に当てはめ推し進めようとするのか?
市民が集まり阻止しなければ、今回の映像が日本でも富士市でも再現される!
なんとしても阻止しましょう!
そんなことを叫びたくなる映像でした。




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[2012/01/06 01:16] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top
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コメント
こうなると汚染がれきの拡散は、将来のがん発生率を平均化させるためと言ううわさが、現実になる気がします。
[2012/01/10 19:03] URL | j #- [ 編集 ]
そういえば、ICRPという組織とはなんだということを調べようともしていませんでした。
日本は、結構な寄付をしていますね(4位)

ICRPの国際基準について
低線量の被爆のリスクのみを据え置いている不思議。
労働者の確保のためで科学的根拠のないものだったという事実。
ICRPは政治的に判断する組織だったということ、初めて知りました。

がれき処理の費用についても、いろんなことを考えてみても、私も、先のコメントを出してる方のようにしか考えられないです。
いろんなことが意味不明。。。『協力』『復興』『絆』という一見美しい言葉で私たちに考える隙を与えずにいるような。

リスクは少ない=リスクを負う人がいる
ただちに影響はない=私はそう聞いていたからそう言っただけ

もう、そんな風にしか聞こえないです。。。
[2012/01/11 10:58] URL | みこどう #- [ 編集 ]
みこどうさん・jさん

そのことが否定できない今の日本は、本当に恐ろしいですね。
でも一番恐ろしいのは、それを見ないようにしている国民の意識だと思います。
なんとかなるよ、大丈夫だよ、心配しすぎだよ、この意識が今の日本をつくってきたと思います。
しかし被曝の問題は子ども達の命にかかわる問題です。
それで言いわけないんです!
それでは絶対ダメなんです!
「もしかしたら危険かもしれない」まずこの疑問を持つことから、はじめて欲しいと思います。
[2012/01/11 14:48] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
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