島田市「がれき問題」続報
今月島田市で行われた説明会の様子を伝える動画がアップされました。
他の地区の住民が一切入れない閉鎖的な説明会でしたが、これを見る限り反対意見が多数だと思います。
特に谷口の説明会の質疑応答は、今後県内でも頻繁に繰り返される場面かもしれません。

1/11伊太説明会
1/13谷口説明会
それまで放射能とは縁のなかった住民、対するは「がれきの安全性」を説明するための国家権力の集団。
国と住民の間に信頼関係が確立されていれば、とても丁寧な国の対応に見えますが、必ずしもそうではない状況においてはとてもアンバランスな説明会に見えます。

もし市が住民の理解を本当に願うなら、まず希望する全ての住民と対話することから始めるべきではないでしょうか。
市と住民がとことん話し合い、何が問題となっているか双方で確認しあうべきだと思います。
その上で必要に応じ専門家の説明を受けたり、国の説明を受けるべきです。
また被災地の方たちにも、加わってもらうことも必要かもしれません。
それを繰り返しながら、理解を深めていくことが正しい姿だと思います。

私には環境大臣や副大臣が、何をしに来ているのかさっぱりわかりません。
まさか「がれき」という商品を、大臣が押し売りするわけはないでしょうし。

また市が国に説明してもらわなければ、市民を説得できないとしたらやはりおかしなことではないでしょうか。
市が理解できていないことを、市民に理解しろというのでしょうか。

残念ながら今は国に対して、不信感を持っている人は多いと思います。
なぜそんなに急ぐのか疑問に思います。
いままでいくらでも、説明する時間はあったはずです。何ヶ月も何をしていたのでしょうか。
(どうしてもこの陸前高田市の市長の発言が気になります。こちら→→

例えば、今でも安全宣言した米から、基準値を超えるものがでてきます。
「出荷していないので心配ありません」これはまったく説明になっていませんが、行政側の発表はいつでも同じ。
最も大事な同じ地区から出荷された検査されていない米が、どうして安全なのか説明はありません。
これでは信用できる訳はないと思いますが?

つい先日、福島県二本松の新築マンションから、高い線量が検出されました。
住んでいる人達も政府が許可していることだからと、疑うことなく住んでいたと思います。
いまさらどうすれば良いのでしょうか?

「がれき問題」もまったく背景は同じです!

このようなことが原発事故以来、山ほど起きています。
それで信用しろというのは・・・無理です!
子どもの健康を引き換えに、賭けをするわけにはいきません。

説明会が終わり今は・・・

島田市の人が知らせてくれました。

伊太のお母さん達は、公開質問状を作っています。
19日に提出します。
その時はまた応援に行ける方、お願いするかもしれません。

区長は大臣に家までお願いに行くとまで言われ、断れないと言っているようです。
断る口実が必要ですが、科学的根拠は効果なさそうです。
ですので、伊太地区の署名を更に急ピッチで集めようとしています。
スーパーの前とかに立ってまでやられています。
あと、協議委員の方達に個別にお願いに行く動きをされています。

また、川根のお母さん達が強く反対しているようです。
20日までに勉強会をしたいということで、日程調整しています。

それとは別の動きとして、議員さんへの働き掛けも進めています。

伊太の方達、そろそろ疲れが出てきてるのではないかと思います。
谷口の13日の説明会では、お茶農家の方が説明会の終了後、倒れて救急車で運ばれました。
最初の説明会の時、「あなた方は風評被害と言うものがどういうものか分かっていない。
初倉のお茶は大丈夫かえ~。って言われただけで値が下がる。」と説得力のある発言をされていた方です。
本当に、どうしてこんなにも住民を苦しめるのかと、怒りがこみ上げます。


説明会に対する違和感

谷口地区説明会の答弁には、違和感を感じるものが多くありました。
例えば次の二人の答弁は、大きくかけ離れたことを話しています。

■副大臣
焼く前のベクレルが240ベクレル以下(焼却後8000ベクレル)の物しかお願いしないわけです。

■島田市長
山田町(13ベクレル)・大槌町(不検出)のゴミは皆さんの家庭のゴミより低いか同程度です。それを理解できないと議論してもかみ合わないと思います。

住民の方は受け入れる場合は、副大臣の発言を事実と考えるべきです。
すなわち受け入れる「がれき」は、焼却後8000ベクレルの物もあるということです。

山ほどある「がれき」の一部の測定データが、全てのデータを表すものではないことは子供でもわかる理屈です。
その不確かな説明が、どれほど重大な誤りを含んでいるか。
どのような事態が起きても市民の安全を第一に考える、それが市長の見識だと思います。
絶対に希望的観測で判断することではないはずです。

副大臣や役人は絶対このような発言しないはずです。
保障できることではないからです。
ところが島田市長はこれに類する発言を再三しています。

その市長の「議論してもかみ合わない」という発言は、なんともいえない違和感を感じました。
市民の方たちはこの点を冷静に考え、判断していただきたいと思います。

最後に島田市の広報です。(抜粋)
島田市の広報

全文はこちら→→
随所に島田市長の見識が見えます。
特に「被災地からのメール」は、その最たるものだと感じました。

今でも全国から多くのボランティアの人たちが、岩手県で活躍しているはずです。
今でも多くの支援が届いているはずです。
私達も本当にささやかですが、支援物資を送ったり募金をしてきました。
もちろん十分なものではないと思います。
しかしもし我々が被災者となった時、このメールの内容にあることは絶対に言うことはありません。
少なくても私は絶対に言えません。
言う相手がいるとしたら政府・東電だと思います。

またもしこのようなメールが存在したとして、それを載せる広報が島田市以外にあるでしょうか?
これを読んだ岩手県の人は、どんな気持ちでしょうか?
これを読んだ今まで精一杯支援してきた人たちはどう思うでしょうか?

私にはこれが、島田市長の全てを表していると感じました。

スポンサーサイト
[2012/01/16 11:43] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<静岡で続く不適切発言! | ホーム | 島田市、住民の方たちの決意!>>
コメント
島田市の住民の皆さんが瓦礫受け入れについて関心を持ち、行動している事すばらしいと思います。
島田市で受け入れが決まってしまったら、雪崩のように他の市町村でも決行されてしまうと思います。
富士市では瓦礫の受け入れについて関心を持っている人が少ないため、島田市より簡単に受け入れてしまうのではないかと不安です。

島田市の瓦礫受け入れについてのツイッターのコメントを見つけました。
なぜ受け入れたがるのか少し分かりました。
http://togetter.com/li/241348
[2012/01/18 14:23] URL | wako #- [ 編集 ]
wakoさん

島田市の人たちは、本当に苦労しながらの活動です。
しかし今回の島田市の広報にも、批判が上がっています。
また本日の(1/19)の静岡新聞の記事でも「不適切発言」が指摘されています。
市長の焦りでしょうか。
住民の方達の、本当にすごいがんばりだと思います。
今富士市も続こうとしています。
応援してください。
[2012/01/19 18:42] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://change2011.blog.fc2.com/tb.php/110-fba16f93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |