静岡で続く不適切発言!

不適切発言その1

今日(1/19)の静岡新聞に、島田市長の不適切発言が掲載されました。
昨日、お知らせした島田市の広報の記事にも驚きましたが、それに続き今日は静岡新聞です。

島田市長の発言「不適切」と指摘

2012年1月19日(静岡新聞)

桜井勝郎島田市長は18日の県市長会、町村会の合同会議で、被災地のがれき受入方針に反対する人たちについて「2割前後の人たちは思想的にどうしようもない。私は「左翼的ヤクザ」と言っている」と述べた。

「不適切な発言だ」との指摘があり、がれきの広域処理の議論に、波紋を広げる可能性がある。

市長は会議後、記者団に対しても「岩手県知事や大槌町長に『土下座して謝れ』などというメールを(反対派が)送ったと、私のところにメールが来る。そういう反対派はヤクザ、左翼系ヤクザ」と繰り返した。

私は今月「左翼的ヤクザ」と呼ばれた人たちとお会いし、話をさせていただいております。
皆さんまじめで・優しい子どもの健康を心配する、普通のお父さん・お母さんです。
もちろん市長の発言は、まったくの言いがかりであることは間違いありません。
逆に応援に駆けつけてくれた人たちのプラカードなどを、「冷静な議論をしたいので」ということでお断りしたと言うことです。

一方、副大臣や役人をズラリと集め、地区以外の住民を一切受け付けない、閉ざされた住民説明会を開催した島田市。
どちらの姿勢が正しいか、一目瞭然です!
県内でも「もう阻止するのは無理かもしれない」と、言われ始めていた島田市のがれき受入。
様々な壁に阻まれながらの活動だと思います。

今島田市の人たちは、県内全ての「がれき受入」に反対する人たちの模範になっていると感じています。
今日も寒空の中がんばっていると思います。
みんなで後に続きましょう。

本日(1/20)次のメッセージが届きました。
ぜひご覧いただくべきだと思い、記載させていただきました。
行政側の人にぜひ届いて欲しい言葉です。

本日島田市のお母さん達が、二度目の「放射能汚染の可能性のある瓦礫を島田市で燃やさないで下さい! 」の署名を提出します。
一回目2382筆の提出後、十日でさらに3200筆の署名が集まったようです。
以下は、提出の際のお母さんの代表者の言葉です。

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昨日、回覧板で回ってきた島田市の広報をみて、とてもショックを受けました。

「岩手県は日本の敵」だとか「もはや人間のクズである」といった、目を疑うがれき受け入れ反対のメールが掲載されていたのです。
私たちは、そんな事一度も思ったことはありません。
市長が言った「やくざ」でもありません。
ただ、目に見えない放射能が怖いのです。安心して暮らしたいだけなのです。

がれきを何とかしてあげたいという気持ちもあります。
けれども、不安なのです。
ほかの支援ではだめですか?

こちらで職に就いたある被災者が言っていました。20代の男性です。
「久しぶりに、祖母に会いに故郷に戻りました。長年住み慣れた家から離れ、仮設住宅での生活はかなり精神的に負担があるらしく祖母の顔はやつれておりました。
話し掛けるほとんどの人が、その被災当時の大変さや体験談をずっと話してきました。
私は実感しました。
祖母と話をした時もそうでしたが、人は自分の苦労話を聞いてもらえるだけでかなり心が救われるものなのだと。

今、被災地で必要とされているのは雇用の問題、行き届いていない仮設住宅、その他まだまだありますが、今は心のケアが大事な時期なのだと、私自身は感じています。」
この言葉はとても印象に残りました。
ぜひ聞いてください。

子供たちや、その親、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなを島田市に招待してもてなす支援はどうですか?
島田市にはおいしいお茶や、金谷のSL、色々なすてきなものが沢山あります。

初倉の説明会で行政の方が、がれき受け入れで地元が潤うと言っていました。
被災地ではなく、島田が潤う必要がありますか?
市長や市役所の方々、私たちがみんな一緒になって、被災地のための心の支援を考えていけたらいいなと心から思います。


次は1/26(木)伊豆の韮山で、市民と市議会議員が参加する講演会の準備が進んでいます。こちら→→
静岡県の東でも多くの人に参加していただき、正しい知識に基づく、正しい判断をしていただきたいと思います。



不適切発言その2

1/18の静岡県市長会では、一気に「がれき受入」に進むという結論は出ませんでした。
しかし1/14に報道された県知事の発言は、改めて受入容認を訴えるものでした。

しかしその発言の中で、明確に訂正しておくべきだと思える部分がありました。
次の記事の中ほどの太字部分です。
少なくとも富士市では事実と大幅に異なります。
これから富士市でも多くの方を巻き込んで「がれき受入」の議論がされると思われます。
もちろん賛否はそれぞれの判断でされるものです。
しかしその際にぜひ正しい情報に基づく、正しいリスクを考えていただきたいと思います。


震災がれき、受け入れ目安「100ベクレル」 静岡県、国基準より厳しく

2012.1.14 02:38

 東日本大震災で発生したがれきの処理を市町に要請している静岡県は13日、受け入れるがれきの放射能濃度の基準値を、国の基準値より厳しい「1キロ当たり100ベクレル」を目安とする方針を打ち出した。さらに「空間の放射線量が平常値の3倍以上となるがれきは受け入れない」との姿勢も示した。県では、万が一これらの値を超えるがれきが見つかれば、「県が責任を持って搬出地に返却する」と明言。市町にがれき処理への協力を求めた。

 環境省は焼却灰について、放射性セシウムが1キロ当たり8千ベクレル以下の場合、埋め立てを認めている。ゴミを焼却すると放射能濃度は約33倍に濃縮されるため、この基準値に照らせば同240ベクレルまでのゴミは焼却が可能。しかし県は、240ベクレルよりはるかに厳格な100ベクレルを「受け入れの目安」として提示した。

 100ベクレルは、原子炉規制法で定められた再利用や市場での流通が可能な廃棄物の基準値。県の調査では、県内の震災と関係ない焼却灰から最高で1キロ当たり3千ベクレル以上の放射能濃度が測定されており、担当者は「1キロ当たり100ベクレルであれば、日常的に処理しているゴミと変わらない」と話している。

県が市町に受け入れを要請しているのは福島第1原発から200キロ以上離れた岩手県大槌町と山田町から出た、柱や角材などの可燃ゴミ。県が昨年12月に実施した測定では、大槌町のがれきから放射能は「不検出」、山田町のがれきは1キロ当たり12~13ベクレルだった。

 川勝平太知事も13日の定例会見で「数字を見てほしい。本県でも放射能の値は出ているが、それと比べても大差ない」と安全性を強調し、協力を求めた。

 また、県と国は同日、がれき処理について県市長会と県町村会から出された要望について両団体に回答を送付した。

 県は、放射能の測定を搬出から最終処分までに7回実施し、結果は県が一括して公表することを回答。国は測定費用の全額負担を受け入れた。また、県が岩手県と受け入れ市町双方と委託契約を結び、両者の橋渡しとなることも約束した。

 こうした動きにより、県は住民の放射能への不安を払拭して、がれき処理を進めたい考えだが、今のところ要請に応じて受け入れ方針を表明したのは島田市のみ。同市でも一部住民の反対は根強く、受け入れの前提となる試験焼却さえ正式な実施が決まっていないのが現状だ。

今回発表された基準値は焼却前の100Bq/Kgで、焼却後3300Bq/Kgになります。(濃縮率33%の場合)
このことはしっかりと確認しておいていただきたいと思います。
(以下は正確を期するため、今まで調べてきた富士市の場合について記載しております。)

1.富士市の現在の焼却ゴミの放射性物質

富士市の焼却後の焼却灰放射性物質の濃度は2011/11月のデータで、

・主灰:19Bq/Kg
・飛灰:153Bq/Kg

この基準値100Bq/Kg(焼却灰の放射性物質濃度3300Bq/Kg)と比較すると次の通りです。

・主灰で計算すれば173倍
・飛灰で計算すれば21倍

です。(主灰と飛灰の量は正確な測定データはありませんが、国の資料等から、主灰99.4%、飛灰0.6%と主灰のほうが圧倒的に多くなります。)

このことから「1キロ当たり100ベクレルであれば、日常的に処理しているゴミと変わらない」という表現は、正確な表現ではありません。むしろ富士市に関してはまったくの間違いということになります。


この事実関係に関しては、静岡県の環境部環境局廃棄物リサイクル課に確認済みです。(1/18)

ただし、受け入れた場合に全ての災害廃棄物が、100Bq/Kgというわけではありません。
県や市の説明では今まで測定したものは、不検出~13Bq/Kg程度ということです。
それなら100Bq/Kgではなく15ベクレルにすれば良いと思いますが、何故か100Bq/Kgだそうです。
富士市の場合はほとんどが13Bq/Kgだったとしても、現在のものより2倍以上の放射性物質の量になります。

実際に受け入れを予定されている「がれき」の量は膨大です。
実際にはどの程度の範囲でばらつくのか、現時点ではわかりません。

結局100Bq/Kgの可能性があるということと、受け入れる市民は100Bq/Kgのリスクをを覚悟しなければならないということになります。
この問題は低線量被曝のリスクが検証されていない現状において、たとえ微量であっても放射性物質が増加する事は絶対避けていただきたい。
私達はこれが子ども達の将来の健康を考えた時の、正しい判断基準だと考えています。

したがって今回の県知事の発言を許容することは、富士市の場合は大幅にその放射性物質の量が増えることを許容することになり、とても受け入れられるものではありません。


2.震災前の放射性物質の量について

これについてはデータがないということで、はっきりしたことがわかりません。
しかし現在の西日本地区のデータを参考にすると、約5~15倍の汚染度だと推定されます。
(現在の大阪市のデータ:主灰は不検出、飛灰で9~31Bq/Kgです)

現在既に放射性物質を含む焼却ゴミが焼却されています。
その結果、これは試算ですが2011/03~2012/02の1年間で、約400,000,000Bqの焼却灰が発生します。
震災前に大阪のレベルだとすると、5~15年分の放射性物質が含まれた焼却灰がでていることになります。
このうち何%が大気に放出されているか、データがないので不明ですが、とても気になるところです。

今富士市にその調査もお願いしています。
実施されるかどうか不明ですが、現在測定方法について検討しているということです。

ここで確認しておいていただきたいことは、既に富士市は震災前に比べ大幅に放射性物質が増加しているという事実です。
「がれき受入」は更に放射性物質物質を増やすことになる、この事実をどう考えるかが重要な判断のポイントだと思います。

3.結論として

富士市にも原発事故により、大量の放射性物質が降り注ぎ堆積しました。
それにより最も懸念されることは、子ども達の5年・10年先の健康被害です。
低線量被曝の害が確実に立証されていない現在、まず今の汚染された状況を改善することに努め、間違っても放射性物質が増えるような選択は避けてください。
リスクが考えられるならそのリスクは避ける方針を選択し、5年・10年後の万一の健康被害も未然に防ぐ選択をお願いいたします。

ぜひ低線量被曝の事実にも目を向けてください!こちら→→

今までも今も市に対して、話し合いの場をお願いしています。
「まだ受入が決定したことではない」という理由から実現していませんが、決定する前に市民と市が話し合うことが重要だと考えています。
富士市は市と市民が対立するのではなく、双方がお互いの意見に耳を傾け問題を解決していく!
ぜひそんな場を設けていただきたいと思います。


私達はもちろん「左翼的ヤクザ」ではありません。
子ども達の健康を心配する、普通の親の集まりです。
「がれき」について、もし本当に安全だと理解できれば、受入に反対することはありません。
しかしその安全に不安が伴うものであれば、受入は拒否していただきたいと考えています。
本当に「安全」なのか「危険」なのか、子ども達を守りたいだけなんです。
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[2012/01/18 19:45] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
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コメント
チラシを撒いています。あと、ガイガー購入しました。万が一 瓦礫を受け入れた場合、数値の変化を見極められます。あきらめたわけではありませんが、自分でできる対策をこうじないと不安でたまりません。反対メールも随時送り続けます。
[2012/01/27 14:13] URL | 富士のまま #- [ 編集 ]
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