富士市ガレキ本焼却?/処理するガレキはあるでしょうか?
本当に処理するガレキがあるのか?

焼却灰を焼却場に放置したまま、何ヶ月も市民への説明を行わなかった富士市!
すでに現在行っている4市で、処理量の見通しが立っていると言われているこの時期に?
例え受け入れても来年1月~3月の、短期間しか受け入れられないと思われるわずかな量を?
(新しい処分場は来年4月から運用開始。今の処分場は来年3月まで使用)

あぜ今頃になって本格受入すると言い出したのか?
ニュース報道を基に考えてみました。

11/23(金)富士宮市須藤市長は、「震災がれき受入はしないと方針」を打ち出しました
その理由は、静岡県の次の見解によるものです。

「静岡県に対し国が要請した処理量が大幅に下方修正され、県内で本格焼却が実施されている4市での処理に見通しが立った」

当然富士市の分も無く、他の復興支援を考えるものと思われました。

・岳南朝日新聞2011/11/23(クリックで拡大)
富士宮市ガレキ受け入れない

静岡新聞の報道(記者の目)県内4市の焼却量は、現地搬出量を上回っている
静岡新聞の取材に対しても、静岡県は次の記事の通りの見解を示しています。

「県によると4市合計の日ごとの最大焼却可能量は、本県の受け入れ対象の岩手県山田町と大槌町からの搬出量を既に上回っている」

・静岡新聞2011/11/29(クリックで拡大)
がれき受入 記者の目
一年も経過した今頃受け入れる、合理的理由はあるでしょうか?
県内他市から、受入量を分けてもらうのでしょうか?
しかもわずかな期間のために?
富士市長の見解
富士市長の発言が正しいなら、富士宮市長や静岡新聞の取材が間違っていると言う事になります。
国が「広域処理の見通しが立ったので、今後新たな受入要請は行わない」と発言しているのも、間違いだったと言うのでしょうか?

しかし県の見解・・・
「がれきの早期処理のため、試験焼却実施済みの市のほか、検討中の市町にも広域処理の協力をお願いしている」
これをどのように間違えてとったら、富士宮市長や静岡新聞の記事になるのでしょうか?
間違えようが無い、表現だと思いますが?

常識的に考えて「県がしっかりした見解を持たず、相手により適当な見解を述べている」と考えるべきでしょうか?
それとも静岡県と富士市が共同でそのような見解を示しているのでしょうか?
どちらにしても、さらに事実関係を確認すべき重要な事です。


がれき「4市で終わり」は誤解 富士市長が強調

(静岡新聞WEB・2012/12/ 6)

東日本大震災の震災がれき(災害廃棄物)受け入れ準備を11月末に整えた富士市の鈴木尚市長は5日の定例会見で、「(先行している静岡、浜松、島田、裾野の)4市で終わりではない」などと、同市が本格受け入れする意義を重ねて強調した。
富士宮市の須藤秀忠市長の「(現時点で本焼却を実施している)4市で見通しが立った」との議会での発言を受け、市民から富士市の本格受け入れを疑問視する声が相次いで寄せられたため。「首長の間で認識が乱れている。県市長会であらためて説明する」と異例の強い口調で述べた。
鈴木市長は、広域処理分担量が当初の約3分の1に減った後に受け入れ方針に変更があったかどうかを県に確認したところ、「がれきの早期処理のため、試験焼却実施済みの市のほか、検討中の市町にも広域処理の協力をお願いしている」と変わりはないとの回答を得たことを明かした。
その上で、「4市以外の市町での受け入れの必要がなくなったわけではない」と主張。富士宮市長の発言に対し「誤解を招く」と苦言も呈した。

市への質問状の回答/県へのお問合せ結果
富士市及び静岡県廃棄物リサイクル課の回答は、先の新聞記事と同様です。
しかしまったく正反対なのが、受入量についての説明です。
富士市は「県が決定する」と答えています。(赤いアンダーライン部分)
県はまったく逆で「県が決定する事はありません。市からそれぞれの事情に合わせた一日(または月・年の)の受入量を申し出ていただいています」


20121207 震災がれき受入量


現時点のまとめ
「災害廃棄物の広域処理」は、最初から市民にはその状況がつかみ辛い説明が続いています。
今回の富士市の受入についても以上のように、相反する見解が出ています。
そんなに複雑な事ではないはずです。

今受け入れている4市が、平成26年3月までにどの程度受け入れられるかその量を伝え、もしその総量が23,500トンに満たない場合は、各市にその受入量を依頼しているというなら話としてはわかります。
(良否は別として)
これではまるで各市の数量をわかりづらくして、相互に融通しあうのでは?
このような疑いまで持ちたくなる、わかりづらい情報の出し方です。

それにしても富士市は・・・。
1年以上も時間を掛け、その間現地の状況は何も調べていなかったのでしょうか?
いまだに受入量すら把握していないようです。
おそらく現地の一日の焼却可能量も調べていないと思います。
本当に必要な復興支援策なども、調べているんでしょうか?
一年以上も時間を掛けて決められない富士市!
早い段階で判断し、いくらでも復興支援が出来たはずです。

また最近報道され始め明らかになった、復興資金のムダ遣い!
これは本当に驚くばかりです!例えば→→

結局「災害廃棄物の広域処理」は、初めから被災地の復興支援を真剣に目指したものではなく、各省庁や県・市の思惑で行われてきたものだと思います。
だからいまだに富士市でも、このようなわかりづらい状況が発生していると思います。

今やるべきことは、富士市民がこのことに真剣に目を向ける事だと思います。
「絆だから」「お互い様だから」・・・それだけではなく、富士市の子供達の将来のために、安全面でも経済面でも大きな負担を残すことが無いだろうか?
ガレキ問題を通して見えてきた、様々な不合理な行政の進め方を、このまま容認して良いかどうか?
真剣に考え結論を出すべきだと思います。


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[2012/12/09 11:22] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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