富士市説明会(1/24)
本日(1/24)、富士市の「災害廃棄物広域処理」に関する説明会が開催されました。
参加者は富士市職員・関係者を除くと、あくまで概算ですが約60名弱ではなかったかと思います。
市民説明会
一昨年の年末から始まった「「災害廃棄物の広域処理」」の議論。
一年以上たちやっと私たちが参加できる機会が実現したわけですが、残念ながら疑問を解消するだけの時間が無く、さらに多くの質疑時間をとっていただきたいと感じました。
今回簡単に私たちの感じたことをお伝えしておきます。

説明会の流れ
・市長のあいさつ
・環境省 広域処理の現状(環境省中部地方環境事務所廃棄物リサイクル対策課林課長)
・静岡県のあいさつ(くらし環境部部長)
・静岡県受け入れ状況(廃棄物リサイクル課長)
・試験焼却結果の発表(廃棄物対策課 稲葉課長)
・野口先生「放射能に対する基礎知識について」講演/約45分
・野口先生への質疑/10分の予定ですが質問0のため時間短縮
・宮脇先生「災害廃棄物受け入れの安全性についての講演」/約45分
・宮脇先生への質疑/10分の予定ですが質問0のため時間短縮
・全体を通しての質疑/約30分

直近の年末年始に、震災ガレキが大幅に減少したことに基づく説明が無かった点
「災害廃棄物の広域処理」について昨年暮れから今年にかけ、岩手県から受け入れ予定の「木材チップ」の量が大幅に減少したにもかかわらず、その情報・説明は残念ながらありませんでした。

市も県も環境省の方も以前どおり、「ガレキの広域処理量の必要量はまだ多くある」「まだこれだけしか進んでいない」、と言う説明に終始していました。
これは全体に対しての説明であり、静岡県の予定している「災害廃棄物の量」に関するものではありません。
説明時のデータも岩手県の広域処理用木材チップが減少した、今の状況に基づくものではありませんでした。

今の静岡県の受け入れ量大幅減少をご存じない方がこの説明を聞けば、誤った判断をしかねないと思います。
この点に関しては1/26日の説明会では、最新情報に基づく説明があることを期待したいと思います。
せっかく環境省の方も出席されていますので。

今最も必要な情報・説明がすっぽり抜け落ち、とても不十分な説明だと私達は感じました。

この件に関する市長への質問と回答

以下詳細は省かせていただきますが、質問・回答は概ね次の通りです。
ただし時間が無くとても理解を得るまでの質疑が出来ませんでしたので、あくまで参考とお考えください。

「市長への質問→」
このような状況でも、富士市長はまだ受け入れる方針ですか?

「←市長の回答」
静岡県も同じような災害に見舞われることがあるかもしれません。
その時のために各市町で協力して受け入れることが重要で、たとえ現在受け入れ表明している4市のうち2市で処理できる量だとしても、基本的には受け入れるべきだと考えている。
県からの受け入れ要請があれば、受け入れたいとうことが私の考えです。

「富士市長及び行政の方への質問→」クリーンセンター周辺の住民の方
野口先生の震災ガレキ受け入れ条件の3要件の3、「震災ガレキを受け入れる自治体住民の多数の理解・合意が得られていること」。現時点ではこの合意が得られていないと思います。
先週金曜日クリーンセンター周辺住民を対象とした会合がありましたが、富士市の進め方、説明内容に関し反対の意見が出ています。
もし本焼却を進めるのであれば、まずクリーンセンター周辺住民の理解を得る努力をしてください!
検討をお願いします。

※時間が無かったので、ある市民の方の要望という形になりましたが、この点に関する市長の回答もお聞きしたかったと思います。
さらにこれは焼却場周辺地区だけでなく、全市民についても同じことが言えると思います。


放射能リスクについて「安全」「危険」双方の講演会が必要では?
今回講演された先生は皆さんご存知のように「放射能のリスクを安全と考える」立場をとっています。
しかし反対に危険だとする先生もいます。
市民が正しい情報を知り、判断する為には、両方の見解を持つ先生の講演が必要ではないでしょうか?
富士市では既に「小出先生」「武田先生」の講演も行われており、今回の先生とは相当異なる見解だったとお聞きしました。
富士市の説明会とするなら、両方の情報を伝えていただきたいと思います。
ぜひ後日このような先生の講演会の開催もお願いできればと思います。

「全体を通しての質疑時間」が短く、正しい質疑応答が出来ませんでした
1/26日はぜひこの時間を多くとっていただくことを検討いただきたいと思います。
市長に直接質問する機会はとても限られます。
このような貴重な機会には、ぜひ多くの方が質問できるように配慮いただければと感じました。

市長に質問できる貴重な機会です!
ぜひこの機会に多くの方が参加し、多くの思いを市長に伝えていただきたいと思います。
「災害廃棄物の広域処理」に関しては、民意の多くが受け入れ賛成であれば、当然受け入れることになります。
それは富士市民として、当然従うべきものとなります。
しかしその条件には、正しい情報が・正しい形で市民に伝わり、議論されると言う事が大前提だと思います。

この説明会で全て解決するとは思えませんが、少なくともこの場で質疑が交わされなければ、富士市長の「市民の皆様のご理解が得られたので」と言う言葉が聞こえてくるような気がします。
ただ後になってその声に耳を塞いでいても、何も変わることはありません!

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[2013/01/24 22:41] | がれき問題 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<静岡県震災ガレキ3500トンに大幅減少 | ホーム | 廃棄物対策課から連絡がありました!>>
コメント
静岡県も同じような災害に見舞われることがあるかもしれません。

市長さん、こんなことおっしゃったんですか?

御前崎に原発を抱える静岡県は、県内の瓦礫は福島なみですよね。

福島の瓦礫がどこへも受け入れられなかったように、静岡だってどんなにがんばっても何かあったとき受け入れてもらえるなんて思うのは甘すぎます。

そんな気持ちで静岡や浜松が広域処理していたのなら、ご愁傷様としか言いようがありませんね。

[2013/01/25 15:38] URL | 市長さん楽観過ぎですね。 #LmMdU2V. [ 編集 ]
市長さん楽観過ぎですね さんへ

コメントありがとうございます。

そもそも広域処理の原点は、ガレキの山が復興支援の障害になっているので、静岡県で協力して対応すると言う事だったと思います。

ところがいつの間にか、富士市長の原点は、静岡県がそのような被害にあうかもしれないので、お互い様でと言う事が原点だそうです。

この市長のお考えだと、震災ガレキの受入を断った県は支援してもらえないと言うことになりませんか?
それは有り得ないことですよね。

復興支援の原点はあくまでも被災地復興にあり、それ以外の理由は不要だと考えています。

またおっしゃるように静岡県は、福島県と同様の被害が発生する可能性があります。
その事をもっと真剣に考えるべきだと思います。


[2013/01/25 21:14] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
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