富山ガレキ阻止大会報告(環境ジャーナリスト:青木氏)
環境ジャーナリスト青木氏から「3.3富山ガレキ阻止大会&交流会報」が届きましたのでお知らせします。
富士市同様、現地処理可能な量を、わざわざ大切な復興資金を使い、富山で受け入れようとしています。
被災地の厳しい現状を考えた時、お役所仕事で済まされることではありません。
市民の監視の目がなくなれば、いくらでも理由を付け利権へと資金が流れてしまいます。
富士市では震災ガレキに関する検証と、莫大な資金が投入される新しい焼却場建設計画に目を向けていく事が必要だと思います。

3.3富山ガレキ阻止大会&交流会報
2013/03/06 青木泰

3.3富山ガレキ粉砕集会は、富山市のサンフォルテ・ホールで開催され約200名が参加し、成功裏に終わった。緊急事態の中で朝9時の開催と言う変則運営にもかかわらず、多くの方が参加し、行政による住民への告訴と言う告訴権の濫用に対しての抗議の声がさまざまな角度から発せられた。

この集会の様子は、添付のように東京新聞の姉妹新聞である北陸中日新聞と毎日新聞で大きく報道された。

地元の住民の話では、富山では、このようにメディアも住民サイドに立った報道をし始め、最近は行政とメディアの間で、隙間風が吹き始め、行政と住民との話し合いにメディアの参加を拒む対応が目立っているという。前にはなかったという。

集会は午前中は、池多の未来を守る会代表の中山郁子氏の発言に続き、山本太郎氏、青木泰、下地真樹氏が発言し、参加者の皆さんの質問意見を交え充実した集会となった。木下黄太氏が見事な司会で盛り上げてくれた。

中山氏は、十分な説明なく、試験焼却を強行しようとした行政に、説明を求めて立ちはだかり、抗議行動をくり広げただけと言う。警察の警告に対しては、道を空け、車は通したという。現場ではそのような様子だったのに、なぜ告訴なのか?告訴は反対活動を進める人の分断を図るものだと怒りで声を震わせながら訴えた。

山本太郎氏は、前日深夜近く帰国し、当日は名古屋に向かうというあわただしい日程だったが、住民活動への告訴と言う弾圧を捨てておけないと駈け付けてくれた。何千人と言う市民の参加で、森市長への抗議活動を行おうと訴えた。

青木は、刑法(刑訴法)上で定められている告訴は、「犯罪によって被害を受けた時に訴えることができる。」に基く。
では、今回の住民による抗議活動や反対活動は「犯罪行為なのか」、行政に異議申し立てすることが、犯罪活動になるなら大変な世の中となると訴えた。

下地氏は、大阪ではがれき阻止の闘いに、権力による弾圧が、破防法を先取りするように次々と強化され「転び公妨(公務執行妨害)」」や「建造物不法侵入」「威力業務妨害」をでっち上げる形でも行われてきたことを報告し、これに反対する活動を粘り強く取り組んでいること、富山も負けずにがれき阻止の闘いを進めようと訴えた。

また下地氏は、権力の弾圧は、誰でも怖いことで、これを恥じる必要はない。普通の市民が活動を続けることを躊躇させるが、それでも自分の意思は曲げず、何らかの形で活動で繋がろうと住民目線で訴え、会場からは参加者の大きな拍手が寄せられた。

反弾圧の声が会場に充満する中で、では今回のがれきの富山県への持ち込みは、正当な業務に値するものだったのかについて、青木はがれきの全国広域化が終息する状況を紹介した。
明らかに被災地では、がれきの広域化の必要性が無くなっていること。
そうした中で富山県が今頃がれきの広域化を始めようとするおかしさを指摘し、がれきの引き受けを条件に環境省から施設整備の交付金を入手したいという不当な思惑があるのではと話した。

翻って環境省は、宮城県発のがれきの広域化を進めるにあたって、全量ゼネコンに業務委託していた事実を隠し、広域化予算を成立させ、復興予算の流用化を図ってきた。絆キャンペーンの裏で唾棄すべき腐敗ぶりを示してきた。

富山県そして1市2組合が、今回受け入れを発表しているがれきの量は、富山地区広域圏組合で3000トン、高岡市で1900トン。岩手県が、1日で処理する1190トンで計算するとわずか2~3日分のがれきであり、やはりいまなぜ引き受けるのかと言う点に大きく疑問を残していた。

池多の未来を守る会の代表中山さんも、弾圧を跳ね返す意味でもがれきの受け入れ事業の是非を問い返すための住民監査を行って行くことを表明した。
午後は、冒頭から同じメンバーで記者会見に臨み、その後岩手県の「子どもたちの放射線被曝低減化を推進する盛岡の会」世話人の中山一絵氏、静岡県の春を呼ぶフォーラム代表の川井和子氏、そして地元からは田尻県議も交えた全国交流会と住民監査請求の学習会に移った。

3月4日、富山県と富山市に提出した住民監査請求と記者会見の様子、そして岩手県から駆け付けてくれた中山一絵氏らの告訴取りやめを求める要請文の提出については、別途報告する。


北陸中日新聞

20130304 北陸中日新聞

毎日新聞

20130304 毎日新聞 富山
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