反対多数!富士市石炭火力発電所説明会!
8/22に行われた、富士市石炭火力発電所建設説明会に関する静岡新聞の記事です。


富士市の石炭火発計画 日本製紙、初の地元説明会
(2013/8/24 7:52)

 日本製紙富士工場鈴川事業所(富士市今井)に建設計画が明らかになった石炭火力発電所について初の住民説明会が22日夜、同市元吉原まちづくりセンターで開かれた。市民約230人が集まった。会社側は出力10万キロワット規模の事業の概要を伝え、工程や環境対策について住民の質問に回答した。
 環境への配慮については、自主的に行っている環境アセスメントの結果を報告。石炭の粉じん飛散防止のために田子の浦港のチップヤードのフェンスを高くし、窒素酸化物や硫黄酸化物除去のための設備を設けると説明した。住民側からは「アセスの数値を詳細に公開すべき」「住民に最も先に説明すべきだった」「定期的な説明がほしい」との声が上がった。
 発電所は中部電力や三菱商事と共同で建設する。9月から既存のパルプ設備の撤去を始め、2014年5月ごろからボイラータービンの設置など発電に向けた本体工事を行い、16年の事業スタートを目指す。発電は事業所全体の4分の1に当たる敷地東側で行い、西側はパルプ倉庫として活用する。


地元住民を中心に会場は満員!熱気を帯びた説明会となりました。
20130822-石炭火力説明会

元吉原地区では8/12にも、17町内の町内会長に対して説明会が開催されました。
そして最後に今回の住民説明会の開催でした。

しかし全て決まってからの住民説明会を開催している事への反発は大きく、
「順序が逆だ」「計画を白紙撤回し、最初からやり直せ」等の意見が相次ぎました。

それだけ富士市では今回の石炭火力発電所建設は、とても関心が高く・不安も大きな事業だと思います。
鈴川地区では何十年も続いた製紙工場の煤煙・異臭・騒音だけでなく、1日150台とも言われる運搬車両が行きかう環境から、やっと解放されたはずでした・・・。
また全ての富士市民にとっても、同じ気持ちがあったと思います。

なお当日の配布資料は下記の資料1枚だけで、あとはスライドによる概略説明が行われました。
しかし富士市民にとってこれだけ関心の高いテーマを、今回の説明会で理解する事は到底不可能です。
今後は全市民対象の説明会を含め、十分な説明を行っていただき、その上でどうすべきか判断をしていただくべき事業だと思います。


20130822石炭火力説明会資料


住民の声
上記新聞では伝えられていない、説明会の質疑応答における住民の声の一部をお知らせします。

「なぜ詳しい資料を配布しないのか?」
「まったく説明不足!」
「ホームページで公開すべきだ!」
「次の説明会はいつ開催するのか?住民が納得するまで、工事は止めておく事」
など、さらに詳しい説明を求める声が多く聞かれました。

公表された数値データについても・・・
もう少しわかりやすいデータを知らせて欲しい!

また説明の中では再三、鈴川工場が稼動されていた時のデータと比較し「これだけ低くなります」という説明がありました。これに関しては・・・
「鈴川工場が止まっている、今の現状と比較しなければ意味が無い」という声。

環境アセスに関しても・・・!
環境アセスに関しては法令の対象ではないので、自主的に第3者機関で行った結果、法的基準には適合しているという説明がありました。(自主アセス)
これに関し出力10万kwは、環境アセス実施要件の第2種事業(出力11.25万kw~15万kw)より、若干少ないだけであり、
「あえてこの出力に抑えたのでは?」
「後でまた10万kwクラスの発電所を作るのでは?」

などの質問・疑問の声が多く出ました。

煙突の高さに対しても・・・
煙突の高さは100mだそうです。
「安全ならなぜ、わざわざコストがかかる高い煙突にするのか?」

少数でしたが、
「富士市の活性化に役立つ!」
という意見もありました。

その活性化についても
具体的にどのように富士市の活性化につながるのか、説明して欲しい

またこれだけの事業について、説明会だけで理解する事は難しい・・・
個別に質問等に対応可能な窓口は?との声もありました。

これに関しては下記の窓口で対応していただけるそうです。
0545-62-7210
富士工場 総務グループ


・・・・・この他多くの質問・意見が聞かれました。

今回の説明会は、主催者にとっても住民にとっても、この事業に対する関心の高さを認識する事になったと思います。

もし主催者側がこの説明会で全て手続きが終わったと考えているなら、それはとても大きな間違いだと思います。これから説明を始めるという気持ちで、改めて対応を考えていただく事を期待したいと思います。

また市民もただ不安に思っているだけではなく、どのような問題があり、またメリットがあるのか事実を確認し、説明にも耳を傾け、しっかり判断するという姿勢が必要だと思います。

そしておそらく確かなこととして、この石炭火力発電所が稼動する事になったら、さらに第2・第3の発電所が稼動する事になると思います。
現在、JR富士駅前の王子マテリアルでは、バイオマス発電の発電設備を建設中です。
これに対しては、地元地区ですでに反対運動が起こっています。

富士市にとって製紙不況は深刻な問題です。
しかしこれはペーパーレス社会に移行していく中で、避けて通れないことだったと思います。
その解決策が発電事業だとすると「それはチョット待って欲しい!」
富士市の環境汚染も深刻な状況ではないでしょうか?


実際富士市の焼却施設はどのくらいの数があるのかな?

今回、富士市より公表されている「ダイオキシン類対策特別措置法関係特定事業場名簿及び自主測定結果(大気関係)」(2012年度のデータ)から、その焼却施設の位置をマップに記入してみました。
休止中及び廃止の焼却場は除いてあります。
逆に対象外でも常時、煙が排出されている工場は記入しました。
(1工場でも2本の煙突から排出されている場合は2つ記入/排出は目視で簡単に確認できた煙突)

富士市の煙突 焼却場02

実際はこれに特措法対象外の中小の工場も加わります。
また火力発電所が稼動する事になると・・・
JR富士駅・吉原駅の駅付近に、新たに2本の100mの煙突が出現する事になります。
この現状も今後の富士市を考える上で、参考にしていただきたいと思います。


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