富士市石炭火力発電所 署名提出
10/11(金)「富士の子供を守る会」が、石炭火力発電所建設反対の署名を提出しました。
今回は500名の「建設反対」の声をお届けさせていただきました。
これはあくまでも途中経過で、今後も継続してまいります。
火力発電所反対署名提出

■静岡新聞 2012/10/12朝刊の記事
20131012署名提出 静岡新聞



富士市側の窓口は総務部企画課で、企画課長を初め関連部署の各課長・担当者が出席していただき、署名提出だけでなく、約1時間半の質疑応答時間もとっていただきました。

富士市はこの建設事業は電気事業法に係るもので、許認可権はないという立場をとっています。

しかし「富士市環境基本条例」を見ていただければ、石炭火力発電所建設事業はあきらかにこの条例の精神に反していることは、疑いようのない事実です。
この日私達は富士市環境基本条例「第20条/事業者に係る環境への事前配慮」を怠っていると言う点で、富士市がしっかりこの事業の実態を調査し、評価していただく事をお願いしました。

当日はテレビ局2社・新聞社も2社取材に入るほど、いま富士市で注目されている事業です。
ぜひ多くの皆様が「反対の声」を上げていただきたいと思います。
黙っていればこのまま、何事もなかったように建設は進められてしまいます。
以下に今回の内容について、簡単にまとめて見ました
今回は約1時間30分の質疑応答における、主要部分だけを取り急ぎお知らせいたします。

先日の市議会における小池義治議員の質問に対する、富士市長・環境部長の答弁はあまりにも富士市民の心情を無視した企業寄りの発言だと感じました。

これは次の一連の市長の発言が、この状況を良く表しています。

8/7新聞報道で始めてこの計画を知り、詳しい内容はわからないまま賛成の意向を示す。
9/26共産党富士市委員会から撤回要請が出されると「今後内容を精査して事業者から話を聞かせてもらいたい」と発言。
10/7の市議会で「環境に影響はない」との見解を示しています。

9/26~10/7の僅か11日間の間に富士市が独自に調査をする事は不可能であり、事業者の話を聞いた事で環境に影響ないとする結論を出した事になります。

今回、市長が環境に影響がないとする根拠について確認しました。
「富士市はこの事業に関しては、まだ詳細なデータがなく把握できていません。」

これが富士市の回答であり、このことからも先日の富士市長・環境部長の発言は、事業者の言い分を代弁しただけではないでしょうか?
今回この会合に出席されたお母さんの中にも、上記市長の発言や報道を見て「仕方ないかな」と感じていたそうです。
しかし今回の私たちと市のやり取りから、富士市が詳しく状況を調査したり、把握していない事がわかり、「これではいけない」と感じていただけたようです。

過去における火力発電所計画(富士川火力発電所・三保火力発電所計画)は、どちらも住民の反対により実現しませんでした。
富士市長はその経緯は当然知っているわけで、この事業がどれほど住民に不安を与え、反対が多い事業だとわかっています。
石炭火力発電はCO2や水銀の排出量が多く、その危険性や温暖化対策に逆行するものである事は世界の常識となっています。
しかも今回の石炭火力発電は、最新のIGCC方式ではなく、旧式のコストが安い石炭火力発電所です。
石炭は産地によりその成分は大きくばらつきます。
その石炭の産地すら決まっていません。
しかも1日900トンの焼却量で、これは富士市の焼却場の約4倍強の量になります。
・・・、その他多くの不安や疑問があります。

今回「富士市は子供の命と経済性とどちらを大切と考えるんですか?」という、質問もありました。
市の回答は「両方です」と答えています。
これにはみんなから驚きの声が上がりました。
そのあと当然、担当課長は発言を訂正されました。

しかし今の富士市長は市で何も調査することなく、業者の説明だけで「環境影響はない」発言しています。今回の富士市の回答「富士市はこの事業に関しては、まだ詳細なデータがなく把握できていません。」から考えても、富士市長の考えは、子供の命より経済性にあるとしか考えられません。

10億円の経済効果の報道もあります。
これに関してもその詳細について質問しました。


市の回答は「事業者がどういう計算でやられているかわかりません」「市は通常、経済の産業連関表というものを使いますが、それによると電力の場合、売上の1.35倍くらいなので、そんなにいかないじゃないかなと思います」・・・etc、実際は事業者の言い分だけが報道されていて、市がその詳細を把握しているわけではありません。

富士市長は環境に対する安全性も、活性化についても詳細を確認することなく、事業者の説明の良い面だけを発言しているということだと思います。
いま富士市は、二つの道が選択できると思います
(1)富士市は電気事業法という、市の責任がないとする道。
(2)富士市環境基本条例という、富士の環境にとって最も基本となる条例に向き合い対応する道。

私たち市民が(2)を選択する事は、言うまでもありません。

しかし現実には富士市長が(1)を選択している事は明らかです。
それでは事業者の要望どおり、石炭火力発電所が稼動される事になります。
そして3年以内に富士市に新たに2本の100mの煙突が完成し、煙が排出される事になります。
しかもその光景は、またこの先何十年も継続される事になります。
さらに順次それが増えていくことが、確実になっていくと思われます。

やっと止まった煙突の煙、これ以上増やすことなど考えられません!

本来市民の健康を考える市であれば、迷わず(2)を選択すると思います。
富士市以外でこの石炭火力発電の計画が出れば、ほとんどの市町で(2)を選択をすると思います。
市民の反対運動も大きなものになっているはずです。

県内で一番環境汚染がひどい富士市が、迷わず(1)の選択をする!
やはり何か間違っていませんか?

※私達は日本製紙が説明会を行わないため、詳しい情報を得る手段がありません。
したがって次の内容の要望書も提出しました。
回答が届きましたらお知らせいたします。


20131011 要望事項




今回新聞報道にあるように「火力発電の安全対策を考える会」も一緒に参加しました。
こちらの会は以前より「王子マテリアル」が進めている、バイオマス発電所に関してその安全性について疑問をもち、活動している会です。
基本的に富士市の環境を守ると言う事で、同じ方向を目指しています。
今回は前回富士市に提出した要望書の回答に対し、新たに質問状を提出しました。

20131011王子質問状提出

こちらの会については、改めて詳しくお知らせしたいと思います。

最後に・・・
このような場を設定していただいた事に対し、企画課の担当者の方には感謝の気持ちをお伝えしました。
市が市民と正面から向かい合う機会は、とても大切だと思います。
今後もぜひこのような機会を設けていただく事を期待したいと思います。

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