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環境への不安と疑問・・・1
前回お知らせしたようにこれからは少しづつ、私達が富士市の環境に対して感じてきた不安や疑問について、整理していきたいと思います。

今回はその1・・・拡散不足の煙の暴露について

次の写真は本年6月、富士市のある煙突から排出されている煙の様子です。(6/8と6/21)
これをもって「汚染がひどい」「健康被害がある」と、訴えるものではありません。
この企業は大気汚染防止法などの法律に違反していることはないはずで、法的には何ら問題があるわけではありません。

このような拡散不足の煙が降下している風景を、市内の他の煙突でも良く目にしています。
私達が富士市の環境に不安を持つ、ひとつの原因になっているということをお伝えするためです。
(クリックで各写真の動画再生)
20140608 np

20140621 np-2

20140621 np-1

したがって富士市にも静岡県にも環境省の担当部署にも、その安全性を確認してきました。
そこで「大丈夫です」「全く心配ありません」というきちっとした説明が返ってくれば良いですが・・・?
実際は何度かお伝えした通り、「お気持ちは理解できますが、環境基準を満たしているとしか言えません」「環境基準は個別の状況まで、対応するものではありません」・・・、これが実際返ってくる回答です。

また大学の先生や設計技術者・測定の専門家などの方にお聞きしても、はっきりしたデータは持ち合わせておらず、まして健康影響に関するデータは存在しないのが現状のようです。

大気汚染防止法やPRTR法で有害物質と指定されている物質は何百という数になります。
今回の煙の中にある成分ではっきり公表されているのは、おそらくSOX・NOX・ばいじん・だけです。

この工場の煙に含まれる有害物質の量は、SOXやNOXに比べ少ないと思いますが、何がどれだけ含まれているか測定する必要もないためまったく不明です。
しかしこれらの「有害物質」は発がん性をはじめ、重篤な疾患のリスクの可能性を指摘されています。
低濃度暴露のリスクはPM2.5などと同様、今後の研究で明らかになっていくものが多いと思います。

今回のような煙の影響を考えるとき、そのガス成分を相当微量な物質まで測定し、その成分の健康影響がない、ということが証明されていれば良いですが、それらのデータもまだないのが現状だと思います。


また富士市では3か所の測定局で約22の物質について、有害物質や重金属の測定を実施しています。(1ヶ所は毎年測定場所を変えて)
しかしそれらのデータはあくまでもその場所でのものであり、今回のような局所的な状況には対応できないと思います。
そもそもこのような状況が発生すること自体、想定されていないと思います。
今建設されようとしている、バイオマス発電所・石炭火力発電所で、このような状態が発生する可能性など、全く説明されていないと思います。

それでは「どうすれば良いですか?」かという質問に対する回答は、次の3点に集約されるようです。
・市長のリーダーシップ(環境に対る問題意識、それを改善するという強い意志があれば可能だということです)
・市の条例を新たに制定する
・多くの市民が環境調査・環境改善・健康調査を要望する

これらは富士市長・市職員・市議会・企業そして富士市民が、少なくともこの状態を「調査する必要がある」「改善する必要がある」という意識を持っていただかなければ、そもそも話として成立しません

企業にとっては厳しい経営環境を乗り切るには、法律の枠内であれば経費削減、生産効率の向上を目指すことは当然だと思います。
私達民間企業で働くものは業種は異なっても、企業の生き残りをかけた必死の努力は良く理解できます。

しかしその延長線上に富士市民の「環境権」や「生存権」を犯すようなことが想定されるとしたら、市民としては「仕方ないですね」とはいかないと思います。
煙突の煙はその煙を吸いたくない人まで、強制的に吸わなければなりません。

「法律を守っているから」「環境基準を満たしているから」心配ないということであるなら、納得できるのであれば、今回のことは、「単に私達が心配し過ぎているだけ」ということになります。
バイオマス発電所・石炭火力発電が新たに建設されても、ボイラーの燃料がC重油から石炭に変わろうが、法律や・基準を満たしていれば、問題ない富士市ということになります。

でも実際に自分が住む地区で、このような状況が発生していても気になりませんか?
富士市民は誰もがいろいろな立場で、その状況に折り合いをつけていると思います。
しかし私達は、不安と疑問を感じています!

煙の見え方?
ある勉強会で「これは怖いですが見たことないので、珍しい状態ですか?」と質問されました。
答えは→珍しくありません。

煙突の設置されている周辺状況・風向き等の条件により、発生頻度・強弱・範囲等は異なりますが、決して珍しい状況ではありません。
特に今回の煙突は、画面左が三沢・富士見台・神戸・桑崎方面に向かう傾斜地となっている地形的要因でしょうか?そちら方面に向かう状況が頻繁に発生します。
高台から見下ろせる地区では、ほぼ毎日確認できます。
ただしこの状態が発生している時間は、短時間のときも、長時間続くときもあります。(夜は見えないためわかりません)

それでは質問された方にはどうして見えなかったのでしょうか?
一般的に意識して見ようとしないと、建物や木の陰に隠れ、煙突自体が見えないところが多いと思います。

下図のように離れた位置や上から見下ろすアングルだと、光が微粒子に反射し、その存在を見ることができます。
煙突近くで見上げても、微粒子の部分は光が透過し、空の色に同化して見えないことが多いと思います。
近くでは見えなくても、微粒子はこのように拡散しているということです。
見えている部分は水蒸気が多い部分で、一般的には数十メートルくらいのようです。
(写真はすべて同じ煙突から発生している状態です)

20140620 煙の見え方

実際には他の煙突についても、多くの写真や動画があります。
勉強会等ではご覧いただいていますが、「ネットではあまり進んで公開はしたくないよね!」ということで、今回は一ヶ所のみとさせていただきました。

最も知りたいことは、この状態が安全かどうか?
法的な内容や健康被害を含め、改めて整理していきたいと思います。

いずれにしても今はPM2.5をはじめ多くの汚染物質が特定され、それらの環境影響が心配される時代です。
しかしいまだにその発生原因も、健康被害についても、わかっていないことが多いようです。
NOX・SOX・・・など、少数の物質を規制するだけの時代ではない、低濃度暴露の時代だと思います。

以上・・・
富士市の環境の不安と疑問の出発点について、「心配性の市民?」からのお知らせです。



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