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原発再稼働反対/裁判の状況
現在、原発再稼働に向けた動きは激しくなっています。


参院代表質問:「世論調査で決めぬ」 首相、原発推進強調

毎日新聞 2015年02月19日

 安倍晋三首相は18日、参院本会議での代表質問で「国民生活や産業活動を守る責任あるエネルギー政策を実現するには、世論調査だけをみて安易に原発ゼロというわけにはいかない」と述べ、政府方針通り原発再稼働を進める考えを示した。
 日本を元気にする会の松田公太代表が「毎日新聞の1月の世論調査では(鹿児島県の)川内原発の再稼働に反対する人が54%だ。どの調査でも国民の過半数が反対していることをどう考えるか」とただしたのに答えた。また、再稼働の前提になる地元同意の対象範囲について、首相は「各地の事情がさまざまなので、国が一律に決めるのではなく、各地とよく相談して対応することが重要だ」と述べた。

最も大事な国民の声が過半数を超えている事案に対して、このような答えをするのは全くの「一強多弱の政治状況からくる驕り」か?「国民をばかにしているか」か?「単に頭が○○○○のか」?
・・・いずれにしろまったく答えになっていない。

「国民生活や産業活動を守る責任あるエネルギー政策を実現するには、世論調査だけをみて安易に原発ゼロというわけにはいかない」

原発0を支持している人たちの多くは、世論調査の結果を見ているのではなく、それぞれの原発におけるリスクを調べた上で訴えている。ただ行政がその声に真摯に耳を傾けない。
だからこのような軽薄な答えが平気で出てくる。

各地の事情がさまざまなので、国が一律に決めるのではなく、各地とよく相談して対応することが重要だ

これも当たり前のことで何をいまさらという感じ。川内原発の例を見れば国が住民と対話する姿勢などどこにも見られず、住民同意の範囲に関しては曖昧のままにしている。

以上は愚痴で、このようなことを仲間内で話そうが・叫ぼうが、実際何も変わることはない。
ただこの記事には安倍政権が、なりふり構わず再稼働に突き進んでいる実態が現れていると思う。

いま何をすべきか?
地道に努力する!正論を訴える!・・・
すべて必要なことですが、今はそれに加え、成果を上げるにはどうすれば良いか?このことにこだわる時期に来ていると思います。
安倍政権を見ていると、何が何でも年内の再稼働を目指していると思われます。

基本的に再稼働反対する立場をとる国民の対抗手段は、大きく分けて次の2つだと思います。

■裁判で再稼働の是非を争う。
■国民の再稼働反対の声を広げ、民意で阻止する。

このうち今回は、いままであまり目を向けることができなかった、裁判について現状を整理してみました。

裁判に関して
住民に対する行政の進め方を見ていると、再稼働「賛成」「反対」の結論を出す以前に、そもそも住民に対し十分な説明や情報提供が行われず、話し合いの場も設けられていません。
実際に川内原発で行われた住民説明会は、多くの住民だけでなくメディアでさえ疑問を呈しています。
例えば基本的に行政寄りのNHKでさえ、時論公論の中で次のように表現しています。

「原発再稼働 地元同意はどうあるべきか」

」2014年10月29日 (水)/水野 倫之 解説委員
・・・・・
私(水野解説委員)は、住民説明会を取材。
地震や津波、それに過酷事故への対策をもっと厳しくすべきだという意見や、避難計画が審査されていないのは問題だという指摘など再稼働に慎重や反対の意見が多く出た。また1000人を超える参加者の中で質問できたのは10人で、最後は質問が打ち切られた。これでは、再稼働のための手続きのための説明会のようなもの。
・・・・・

※全文こちら→→

また周辺自治体の世論調査では半数以上が再稼働に反対しているが、その民意は無視され、県と薩摩川内市の意向だけで再稼働を決定し、国はそれに対してはっきりした見解を示していません。
1107調査結果-川内周辺市
※図はNHKの調査結果

これが掲載した記事の安倍総理の姿勢です。

このように力で推し進めようとする中で裁判の現状は?(大飯・高浜・川内原発)
当たり前のことですが・・・
裁判のやり取りの内容を見ると、原告・被告の双方がお互いの主張をぶつけ合う議論の場となっています。
あまりに住民の声を議論する場がない現状において、とても貴重な存在に思えてきます。
また裁判に期待する背景には、昨年5月に福井地裁で出された、大飯原発の差し止め訴訟に対する判決(勝訴)があると思います。多くの人が胸をなでおろす判決で、多くの賞賛の声が聞かれました。
次はNHKの時論公論の記事の一部です。(全文こちら→→

・・・・・
安倍政権は火力発電の燃料の輸入が増加したことで多額の貿易赤字が出て電気代も上がるなど経済に影響が出ているとして、先月まとめた「エネルギー基本計画」で原発を重要なベースロード電源と位置付け今後も原発に頼る方針を鮮明に。
しかし判決では最後に、「極めて多数の人の生存そのものにかかわる権利と、電気代の高い低いという問題を並べて論じるべきではない。
大飯原発の運転停止によって貿易赤字が出るとしても、国富の流出と言うべきではなく、豊かな国土に国民が生活していることが国富であり、これを取り戻せなくなることが国富の喪失だと考える」・・・・・

今まで原発関連の裁判では最終的にことごとく退けられてきたため、裁判では無理ではないかという先入観がありました。
大飯・高浜原発について

1.名古屋高裁金沢支部控訴審

大飯原発の福井地裁判決に対し当然関電は控訴し、現在名古屋高裁金沢支部で控訴審が開かれています。
そのため最終判決は確定していませんが、3.11以来初めての地裁勝訴は、その内容も多くの国民が納得し、心から支持できるできるものです。高裁判決も注目していきましょう。

2.高浜・大飯原発の再稼働禁止を求め仮処分の申し立て

上記の差し止め訴訟は最終判決が確定するまで時間がかかるため、その間は法的には再稼働が可能な状態です。
そのため「高浜・大飯原発の再稼働禁止を求め仮処分の申し立て」を2014/12/5に行っています。
こちらは次回の開催日が3/11ということで、ここで勝てば現在進められている高浜原発も再稼働はできなくなります。
この裁判は大飯原発の差し止め訴訟と同じ福井地裁であり、裁判長も同じ樋口裁判長・・・期待が広がります。
いろいろな意味で3月11日は重要な日になりそうです。

※詳しくはこちらの「大飯原発3,4号機差止訴訟 高裁 第2回口頭弁論 報告会 2015. 2 .9」をご覧ください。大飯原発だけでなく、川内・玄海・高浜原発などの裁判の関連性も含め報告されています。
約1時間の動画ですが、時間があるときに見ていただくことを推奨します。

川内原発についての裁判の状況

1.川内原発操業差止訴訟(鹿児島地裁)

2012年5月30日、「原発なくそう!九州川内訴訟」原告団と弁護団により提訴され現在継続中!

2.川内原発再稼働差止仮処分の申し立て(鹿児島地裁)

こちらは間もなく裁判所の決定が出される予定。
これは大飯・高浜原発同様、上記差し止め訴訟の判決が出る前に再稼働されることを防ぐため。
昨年11月に審尋は終了し、年明けに裁判所の決定が出される予定でしたので間もなくはっきりすると思われます。
これで再稼働差止めの決定が出されれば、取りあえず再稼働はできなくなります。

これが直近では最も早く出される、裁判所の判断になりそうです。
注目しましょう!

ただしこの仮処分の申し立てに対しては、九電からは「再稼働が遅れれば巨額の損害が発生するので、申立人が賠償に備えて担保金を積み立てるよう命じること」を地裁に求めています。裁判所の命令は出ていませんが、申立人の10名が申し立てを取り下げえる事態も起きています。※詳しくはこちら→→

詳しくは下記サイトをご覧ください。
※TV報道こちら→→
※グリーンピースのサイト→→

今回は駆け足で、裁判から見た原発再稼働の状況を見てみました。
裁判に関しては勉強不足で、間違いがありましたら指摘していただけると助かります。
どの裁判でも原告(住民側)の主張は素晴らしく、論点が整理されていますので、時間があればじっくり確認することを推奨します。

しかし裁判の最終判断は裁判長が行うわけで、これだけ専門的なことを含めた膨大な内容を整理し、理解し、判断することは、実質的に不可能ではないかとさえ思えてきます。
裁判長が何を基準に考えるかで、判決は変わってくると思います。
それだけに大飯原発再稼働に待ったをかけた福井地裁・樋口裁判長の判断は、人の人格権に視点を置いたもので、改めて素晴らしい判決だったと思います。
この視点で判断していただけるなら、再稼働はあり得ないと思います。

いずれにしろ2月~3月にかけ、川内原発と大飯・高浜原発の仮処分申し立ての判断が出てくると思います。
訴えが認められれば当面再稼働は阻止することができ、そのことは原発ゼロへの世論の高まりにつながっていくはずです。注目していきましょう。




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