浜岡原発のリスク
先日のTVニュースで、後藤政志氏(東芝元原子炉容器設計者)の解説。
「浜岡原発の海水取水口が、海岸より約600mも先にありとても心配である」との趣旨の発言がありました。
早速確認してみました。
これは相当なリスク。
M8以上の直下型地震に耐えられると想定するのは、間違ったリスク管理だと思います。
冷却水が止まれば、福島第一原発と同様な事故が想定されます。

上下左右・曲げ・引っ張り・圧縮・せん断・・・加わる力を想定し、100%破損しない設計をすることは実質的に不可能では?
またトンネル内の長期間に及ぶ経年劣化は、どのように想定しているのでしょうか?
また取水トンネル内のメンテナンスは?
劣化部分の補修は?

浜岡原発に確認しましたが「十分耐える設計になっているはずです」と言う答えでした。
もし海水の給水が止まった場合は、近くの川から取水するそうですがとても十分とは思えません。
詳細は設計ではないので不明との答え。(窓口は広報)
当然「危ないです」とは言えませんよね!

今計画中の防潮堤や電源確保などまったく関係のないリスクです。
想定図を描いてみました。詳細部分の情報が入手出来ませんので想像で記載しています。

推定部分が多くなっていますが、後藤政志氏(東芝元原子炉容器設計者)のご指摘は十分納得できるものだと感じましたので参考までにご報告させていただきました。・・・浜岡原発再稼動絶対反対!

浜岡原発
■下図は浜岡原発5号機の概要図です
浜岡5号機



こちらの動画も非常に分かりやすく解説されています。こちら→→
浜岡原発 小出助教授



9/26次の記事が配信されました。
地震だけでなく、津波のリスクも大きいことが明らかになりました。
もはや「地震と津波の巨大な負荷に、海岸から600m先にある取水口が耐えられる}と考えることは出来ません。
運転再開が出来ない理由、これで十分です。


浜岡原発:「津波集中」の立地 東大地震研が海底地形分析


 東海地震の震源域に位置する中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の前面の海域には、浅い海底が外洋に突き出すように広がり、津波のエネルギーが集中しやすい地形であることが、東京大地震研究所の都司嘉宣(つじ・よしのぶ)准教授(地震学)の分析で分かった。
浜岡原発 津波集中
 浜岡原発の前面には、深さ200メートルより浅く、約20キロ沖まで舌状に広がる「御前崎海脚」と呼ばれる海底があり、その先は深さ500メートルまで急激に落ち込んでいる。また、御前崎海脚の両側も急に深くなっている。

 津波の速度は水深が深いほど速く、浅いほど遅い。都司准教授によると、海から陸に向かう津波は、海脚の中央に近いほど速度が遅くなる一方、中央から離れるほど速度が速く、津波の進む向きが中央方向に曲げられる。そのため、光が凸レンズを通過して焦点に集まるように、海脚の根元に当たる同原発周辺に津波のエネルギーが集中するという。

 中部電は東海、東南海、南海地震が連動した場合、同原発付近が高さ約8メートルの津波に襲われると想定。約1000億円の対策費をかけて、来年12月の完成を目標に海面から高さ18メートル、厚さ2メートル、全長1.6キロの防波壁の建設などを進めている。

 都司准教授は「浜岡原発は、地震だけでなく、津波の被害も受けやすい場所に立地している」と指摘している。【石塚孝志】


毎日新聞 2011年9月26日 2時30分(最終更新 9月26日 9時40分)


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