静岡県の牛乳について(2)
牛肉汚染の乳牛への影響についてはっきりしないため、富士市役所農政課と学校教育課で確認してみました。
今後は汚染わらを乳牛も食べたかどうかが焦点になると思います。(7/21)

今回は子供たちに直接影響する事案なので、できるだけ事実確認を続けていこうと思います。
ただ個人の調査で限界がある点はご了承ください。

・その後汚染わらの担当部署は、県の畜産課ということがわかりましたので追加確認しました。(7/22)

・静岡市のChildren_Futureさんに、汚染わらの調査担当部署を教えていただきましたので追加確認しました。
(生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室/農水省)(7/23)

・北海道の酪農家の方から、稲わらと乳牛の関係について教えていただきましたのでお知らせいたします。(7/25)

農政課(富士市)


消費者が牛乳を安心して買うための情報がありましたら教えてください?

今はっきり汚染されていませんというデータはありません。汚染わらに関連して乳牛への影響も調べる準備をしているところです。

いつ頃わかりますか?

今はそれについてはわかりません。国・県からの指示に従い動きますので、いつそれがくるか不明です。

汚染わらを乳牛が食べていたかどうか?

今そのことを含め調べる準備をしている状況です。

食べていないとはっきり否定できないと言うことは食べていたかも知れず、これは相当深刻な問題だと思います。牛肉は毎日食べなくても、牛乳は毎日飲むものであり、しかも子供も大人も飲みます。
もし何ヶ月も前から放置されていたとしたらとんでもないことだと思いますが、このニュースが放送されないことが余計気になります。

牧草も食べると思いますが、その検査はしていますか?

今のところしていません。

市に入る牛乳を検査することは出来ないのですか

市独自で検査することは出来ません。国や県の指示が必要です。

それでは市民はどのようにして安全な牛乳を選べば良いですか?

今は以上の状況ですので、申し訳ありません。

牛乳メーカーはどこも検査していませんと言うが、そのような指示が出ているのですか?

それは絶対にないと思います。

この答えは即座に帰ってきました。今それをどう判断するか?信じたいですが。

学校教育課(富士市)


基本的に農政課と同じ答えです。
ただこちらは学校が夏休みに入り少し時間が出来たので、その間に調べますと言うことです。

汚染わらを乳牛が食べていたら心配ですが?

そうですね。とても心配しています。

給食で使用している製造メーカーに検査を指示できませんか?

電話して検査をお願いしてみます。

もう少し強く指示できないですかと聞いてみましたが、その辺ははっきりした答えは聞けませんでした。
もう少し多くの声が必要だと感じました。

秋からまた学校給食が始まります。夏休みの間に安全確認をするために、多くの市民の声が必要だと思います。
小さなお子様をお持ちの親御さんは、是非安全確認の声を届けてください。
またご意見や情報がございましたらお知らせください。

富士市役所▼
・学校教育課 
・電話:0545-55-2868 
・ファクス:0545-53-2862
・メールアドレス:gakukyou@div.city.fuji.shizuoka.jp

・農政課
・電話:0545-55-2780
・メールアドレス:nousei@div.city.fuji.shizuoka.jp

静岡県畜産課(静岡県)


汚染わらを乳牛も食べた可能性がありますか?

①一般的に肉牛は霜降りにするため、ビタミンAを少なくする必要があり牧草ではなく稲わらを与えています。

②乳牛はその必要がないので牧草を与えます。こちらの方が価格が安いので、わざわざ稲わらを与えていないと思います。

③今回は県内の畜産農家全てを調べ、富士宮の一軒しか汚染わらを使用していなかったことが確認されています。その面からも大丈夫だと思います。

富士宮に朝霧乳業がありますが?

牧草を使用していて、稲わらは使用していないはずです。
(静岡県畜産課:054-221-2709)

朝霧乳業(富士宮市の牛乳製造メーカー)


汚染わらを乳牛も食べた可能性がありますか?

①稲わらではなく牧草を使用しているので大丈夫です。
②放射能検査はしていません。また予定もありません。(これはどのメーカーも同じですね)
(朝霧乳業株式会社:0544-52-0333)

生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室(農水省)

今回の汚染わら調査担当部署です。

汚染わらを乳牛も食べた可能性がありますか?

もちろん100%絶対ではありませんが、静岡県は全ての畜産農家の調査を行い、乳牛に汚染された稲わらは与えていないことは確認されています。
また牛乳は定期的に検査されているので、汚染されたものは出回っていません。

この点に関しては「静岡県では県も牛乳製造メーカーも、牛乳の検査をしていないと言ってますが?」と伝えましたが、それは知らなかったようです。静岡県は空間線量が低いので、やる必要がないという見解は県に確認しています。

今回の調査で今と今後は大丈夫でも、3・4・5・6月の牛乳は大丈夫だったでしょうか?

3月以降の全てのデータを調べていますので大丈夫です。

主なやり取りは以上ですが調査が信頼できるものであれば良いのですが、どうも次の調査票に畜産農家が記入して提出する形式ですので、適当に書くことも可能かも知れません。
ただ業界の中で農水省に目を付けられると今後の営業に差し支えるとも考えられ、正直に出しているのかもしれません。またその逆で、そのように記載するように指導されているかもしれません。その辺はこの業界の状況が不明ですので、いまのところ判断できません。

詳しい調査資料は→→
生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室(農水省)→→

稲わらチェックリスト


酪農家の方の意見(北海道)


北海道の酪農家の方から、当事者として貴重な意見をいただきました。
とても消費者サイドに立った、わかりやすい話をしてくださいました。原文のまま掲載いたします。
@kohji386様ありがとうございました。
全部の酪農家がこのような消費者サイドに立った考えでいてくれたら、今回の問題も起こらなかったと思います。

汚染わらを乳牛も食べますか?

乳牛と肉牛では餌に求められる栄養素が全く違います。稲わらはカロリーの少ない繊維を主体としていますので栄養がいっぱい必要な乳牛には向いていません。なので稲わらは基本的に使わないので大丈夫だとは思います。でもお客様の事を考えると調査はしっかりやってもらいたいです。

それは日本中の酪農家にとっては「常識である」と捉えてよろしいでしょうか。

稲わらは牛の食べ物のひとつとして確かに利用されています。ただし乳牛に給与する例は必要栄養素が少ないため限り無く低い。 全国的にとなると、この言い回しが適当だと思います。絶対食べてない!安全だ。とは言えないのも実情なので。ぜひブログで拡散してください。

一番安心できるのは牛乳の検査ですが、これは難しいことでしょうか?

今は全農家を検査するのは不可能です。人手や検査機械の数が追いつかないと聞きました。でもお客様がわから見ると言い訳でしかないですよね。どうにかして全ての牛乳を調べるようにしたいと思っています。

現時点の結論?


■汚染稲わらに関して

汚染わらに関しては県内全酪農家を対象とした調査で、富士宮以外では汚染わらは確認されておらずそれに関する県内の拡散はないようです。
また稲わらは乳牛には基本的に与えていないと言う酪農家の方の話などから、今回の汚染わらによる乳牛への汚染の確率は非常に少ないと思われます。

■牧草に関して

逆に牧草に関して県内では検査されていないようなので、可能性は0とは言えないと思います。
ただ県としては空間放射線量の値から牧草に問題があるとは考えられず、また神奈川等で検査されていて基準値以下なので大丈夫ですと言うことです。
牧草・牛乳とも今のところ検査予定はないようです。

客観的には静岡の地場産牛乳は汚染の確率は非常に低いと考えられます。。
牛乳検査が実施されていないので確実に安全とまでは言い切れないところが残念ですが。
今後はまず検査を実施するように市の学校教育課または各学校に要望を出し、そこからメーカーや酪農家に検査を依頼してもらう方法が市民レベルで出来ることだと思います。

その前に市・県・国が実施すればすぐ解決することなのに、まったく危機感が少なすぎると感じています。




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[2011/07/22 11:57] | 学校給食 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
酪農家の方の真摯な意見がありがたいですね。
前記事の利権の構図もとてもわかりやすかったです。
[2011/07/25 15:56] URL | みこどう #- [ 編集 ]
はい。常に自分を振り返り反省する、謙虚な気持ちはすがすがしく、とても信頼できる方だと感じました。

利権は、坂を転がるボーリングの玉を、アリ一匹で止めようとしているような無力感を感じますが、それでもたくさん集まれば流れを変えたり、止めたりできるかな!止めなければいけないな!と思います。
[2011/07/25 23:13] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
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