前回の仙台石炭火力発電所だけでなく、静岡市(清水区)でもLNG火力発電所の建設計画が進んでいます。
昨年8月に下記アドレスで、概要について取り上げました。 http://change2011.blog.fc2.com/blog-entry-441.html 現在、発電設備は3→2基に変更され、出力は110万KWになっていますが、依然として原発並みの発電量です。 火力発電所建設の賛否を問う、シール投票結果今回、清水の方から3月にJR清水駅前で実施した、シール投票の結果を連絡いただきました。この結果からは、約80%の人が建設反対を訴えていることがわかります。 ![]() ■4/18追加記事です。 次のブログで、4/8に実施したシール投票の結果が記載されています。 【結果】86%が反対でした! ※こちらのブログ→→ https://blogs.yahoo.co.jp/highmaki/folder/1904287.html 火力発電所建設の賛否を問う、住民意向調査結果また昨年末に行われた、江尻地区の意向調査の結果は次のとおりです。この意向調査は地区を絞り、一軒一軒訪問し意向を確認したものでとても貴重なデータです。やはり建設反対の青色が明らかに多くなっています。(青が建設反対、オレンジが賛成、グレーがわからない) ![]() この調査の訪問数は545戸。限られた人員で留守宅も多い中、コツコツと蓄積してきた貴重なデータだと思います。 もちろんこれらの結果からだけで、地元では建設反対が圧倒的多数だと決めつけることは出来ないと思います。 しかし少なくとも、その可能性がとても高いことは推測できます。 現時点でこの計画に対する民意を数値で表した、唯一のデータだと思われます。 この結果から地元地区では更に精度の高い民意をつかむため、町内会として意向調査の実施を検討してほしいと思います。 そして清水ではこの計画に対し、民意に基づいた正しい判断がくだされることを期待します。 目の前で原発並み出力の火力発電所が建設されれば、この先何十年も「本来あるはずのない汚染物質を含んだ排出ガス」を吸い続ける生活が始まり、健康へのリスクは高まります。 また東南海地震発生時のリスクが高くなることも、多くの人が認めていると思います。 問題はそのリスクがどの程度なのか? このグループの方たちは、地域ごとに勉強会を継続して実施しています。 ぜひ勉強会の知らせを耳にしたら、積極的に参加していただきたいと思います。 「賛成」「反対」どちらの意見でも議論できる、地区住民に一番身近な話し合いの場だと思います。 (直接確認する場合は、「LNG火力発電に反対する住民の会」TEL.367-1317」におたずねください) 今必要なことは、地域住民の方たちが「賛成」「反対」双方の説明に耳を傾け、清水の将来に対し自ら判断することだと思います。 そしてもう一つ大切なことその判断が「反対」の場合、その声を何らかの形で表現しなければならない点です。胸の中にしまっておいただけでは、基本的に「建設賛成」と取られても仕方がありません。 行政・企業が進めるゴミ焼却場や火力発電所のような迷惑施設は、基本的に何も言わなければ「建設賛成」と捉え、事業は進められることになります。 清水では今、勉強会・意見交換会・パレード・署名活動・・・、多くの活動が実施されています。 そのような場面で声をかけ、意見集約方法についても確認していただきたいと思います。 また上記「反対する会」に連絡していただいても良いと思います。 LNG火力発電所建設に反対している人が立ち上げているブログ清水では今、この火力発電所計画に対して、市民による複数の反対グループが結成され、それぞれ反対活動を実施しています。また市民が立ち上げているブログも複数あります。 以下のブログは、それぞれの方が「何か変だぞ!」と感じた時点で自主的に立ち上げたもので、まだ一年も経過していないと思います。 (1)「東燃ゼネラルLNG火力発電所建設反対」→ http://simizusanada.blog.fc2.com/blog-entry-74.html (2)「“清水駅前” LNG火力発電所建設に反対する連合会」→ http://nolng.web.fc2.com/Pamphlet.html#d (3)「清水火力発電所から子どもを守るmamaの会」→ http://shimizumam.exblog.jp/ またこの他にも、この火力発電所建設に反対する、ブログやサイトはあると思います。 富士市から見ると、なんとも羨ましい限りです! 富士市でもそのようなブログが新たに立ち上がることを期待して、今回の報告を終わります。 スポンサーサイト
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