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民意無視の現場
沖縄の辺野古への基地移設の民意は、前回の朝日新聞の調査でも「反対」であることは明らかです。
しかし政府は2017/4/25護岸工事に着手しました。
しかしその時の工事内容は、石の入った網袋5袋を浜辺におく程度でした。
その後連休等で工事は止まっていたようですが、5/9時点の状況を見ると、大量の石を直接投下し始めています。
20170509工事進行状況
■5/9琉球新報・・・辺野古「今日が本当の着工」 砕石投下で粉じん、白く濁る海
→→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-492159.html

同じ5/9琉球新報に、沖縄県民世論調査結果が掲載されていました。
■全文こちら→→http://ryukyushimpo.jp/news/entry-492150.html

やはり普天間飛行場は辺野古移設ではなく、県外・国外移設や即時撤去が沖縄県民多数の民意になっています。(沖縄県知事も移設先となっている名護市長も、移設反対を掲げ選挙で当選しています。)

しかし政府は、辺野古移設に向けた工事を強行!
私達の目に辺野古はいま、国が民意を無視し政策を強行する、まさにその現場の風景に見えてきます。
20170509-沖縄県民世論調査

違和感

一昨年大きな反対の声が上がった「安全保障法制」が強行採決され、昨年3月施行されました。
そしてつい先日、集団的自衛権に基づき 米軍の艦船を海上自衛隊が守る「米韓防護」に関するテレビニュースが流れました。

■FNNニュース・・・初の「米艦防護」任務の背景は(05/02)
→→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00356960.html

朝日新聞は社説で「米艦防護」に関する疑問を投げかけています(05/11)

■朝日新聞社説・・・(社説)米艦防護 説明責任はどうした
→→http://www.asahi.com/articles/DA3S12931046.html

北朝鮮の脅威を全面に出し、それに対抗するためには必要という説明で、通り過ぎてしまう現状が恐ろしくなります。
2年足らず前、あれだけ大きな反対の声が出ても、強行採決され施行されてしまえば、このような状況になってしまう今の日本で良いだろうか?疑問に思っています。
今後世界のどこでも米艦防護ということで海上自衛隊が出向き、アメリカの戦争に協力する事態が想定されます。
今まで日本が大切に守ってきたものでさえ、政権の数の力で変えることが出来てしまう今の日本。

沖縄の現状がしっかり議論されることなくこのまま続けれられるなら、それは民意など政権の数の力の前では、何の役にも立たないということになると思います。そして今度は「共謀罪」!
これらの状況は北朝鮮の脅威などより、格段に恐ろしいことだと感じています。

いま沖縄で見たい風景・・・

安倍首相や防衛大臣がキャンプ・シュワブゲート前に来て、座り込みを続ける人達に対し、誠心誠意、基地移設の必要性を訴え、話し合う風景!
それに対して反対する人達も、なぜ反対するのかしっかり訴え、話し合う風景!
またそれらをTVを通し全国の国民が見ている風景!

これは権力を持つ側が、すぐにでも実行できることだと思います。

いま目の前にあるのは・・・

反対する人が座り込み反対の声を上げ、それを機動隊員が淡々と排除する風景!
話し合いは一切なく、衝突だけが繰り返されている風景。高江でも辺野古でも!
多くの本土の人達は???

以上は、富士市に住む少数の市民ですが、先日、沖縄について話した主な内容です。




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[2017/05/11 22:58] | 政府・議員関連 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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