福島の早場米について出荷が開始されましたが、本当に大丈夫でしょうか?
NHKニュースの伝えるところによると、以下の通りです。 ・8/26 福島県は、収穫の時期が早い早場米について、県内のすべての農家を対象に放射性物質の濃度を調べる独自の検査を行っています。26日、行われた検査では、5か所の水田の早場米のうち、二本松市の旧大平村で収穫された玄米から、1キログラム当たり22ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。これは国の食品の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを大幅に下回っていて、福島県は食べても健康に影響がないレベルだとしています。また、この玄米を精米し、白米にしたうえで改めて調べたところ、放射性物質は検出されなかったということです。 ・8/29 放射能検査で問題がないということが確認されたので出荷が開始されました。 福島ふるさとニュース(NHK)はこちら→→ ■福島県の早場米の検査結果 検出されず。 早速市内のスーパーに向けは出荷されました。 8/30日から郡山のスーパーなどで販売されるそうです。 これで消費者にとって本当に安心できるのでしょうか? ■農家の方の感想 ホッとしました。 ただほんの一部でこれから大量に出てくるので、まだまだ不安があります。 米の放射性物質検査の説明会が、農家・消費団体を対象に福島市で行われました。 |
お米の風評被害???
福島県知事が高らかにコメの安全宣言をしてから約1ヵ月が経って、福島市大波地区で国が定めた暫定基準値以上のコメが発見された。そして、昨日も伊達市でも発見され、しかも、直売所で販売されていたことも分かった。今のところ福島県知事のコメントは出されていないようだが、信用失墜も甚だしい。
原発事故が起こってから、国や県、マスコミは風評被害という言葉をしきりに使っている。暗に福島県産の物が売れないのは、放射能に過剰に反応する消費者が悪いような印象を与えてきた。だけど、風評被害の発端は国や県がいい加減な情報を出すからじゃないか。放射能なんて目に見えないし匂いもしないのだから、皆、疑心暗鬼になるに決まっている。 もう国や県は信用できないからか、小売り大手のイオンなども食品の放射能検査を始めた。消費者だって馬鹿じゃないから、ちゃんと調べてあれば安心するんだ。それが風評被害をなくすための第一の方策だ。こういうことが分からないのが、お役人体質なのかもしれない。 福島県が地元農家を守ろうとするのは理解できる。であるなら、出来るだけ細かく検査して、目に見える形で消費者に安心感を与えないと、悪い方、悪い方へと進んでいくような気がしてならない。
[2011/12/09 19:30]
URL | A-ちゃん #-
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A-ちゃん さん
同感です。 8月の出荷時点ではまだ少し望みはありましたが、12月現在、福島県の米はもう完全に信用できなくなっていると思います。 どれだけ検査をすり抜けた米が出回っているんでしょうか? スパートでは売れず外食産業や他の米とのブレンド用に、出荷されている可能性が高いと思います。 米の袋を換えた産地偽装の声も聞こえてきます。 おっしゃる通りここまで来ると全数検査しかないと思いますが、それでも信用されないかもしれません。 結局は政府への不信感が、払拭されないと難しいと思います。
[2011/12/09 21:27]
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